ゲートルーラー開発レター #2

2021年08月20日   開発チーム

                   

日頃より応援いただいているファンの皆様、はじめまして。
『ゲートルーラー』開発チームのゲームデザイナー、「M」です。

この「開発レター」では、我々開発チームより、ユーザーの皆様に『ゲートルーラー』をより一層楽しんでいただくためのコンテンツとして、新商品の開発コンセプトやカード制作秘話などを発信して参ります。

第2回である今回は

  • 『ゲートルーラー』の開発コンセプト
  • 「ルーラーアップデート」について
  • これから実装される、ルーラーについて

以上の3点を中心に、お話させていただきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

開発コンセプト

今までの『ゲートルーラー』では、開発チームはゲームのコンセプトを「あと一歩届かないもどかしさを楽しんでいただく」ものとして、ゲームデザインを行っていました。

この度、新体制でカード制作を行うにあたり、私たちは従来のコンセプトで開発されたブースターパック第2弾「邪神襲来」までのゲームデザインを、詳細に分析いたしました。

その結果、『東妖軍とマジカルユニバースで構築した、イベントカードを主軸にした「A-1 アプレンティス」をルーラーとするデッキ』が、最も高い勝率を記録しました。

我々は、この結果をもたらした大きな要因は、「丑三つ時警ら隊員 呼ぶ子」、「補給部隊“破間”」そして「超踏破運送機 ダニー」といった「【OD】でイベントカードを継続的に供給できるレベル0ユニット」や、ドライブ回数を増やす「ダルマゲドン」により、「エーテルフィールド」や「天魔覆滅」、「方違え」のような「防御用イベントカードを継続的に供給しプレイし続ける戦略」が、「あと一歩届かないもどかしさ」を超えた再現性の高さを生んでいたことにあると考えています。

その再現性の高さは、優秀な【TD】を持つユニットを活かした「K-11 ナイト」のデッキ、「決戦世界のアリス」や「竜型決戦兵器 “荒御鋒”」のようなユニットを活かした「W-23 ウィザード」のデッキ、そして【創世召喚】【深淵召喚】デッキを始めとする、「あと一歩届かない」調整が行われていた他のデッキを上回る、ゲームデザインから逸脱したものとなっていました。

我々は「異なるルールで戦える」というゲートルーラーの持つテーマを、多様性のあるデッキ構築や自己表現とゲーム体験によって実現したいと考えています。

そこで第3弾以降の開発では「多様性のある様々な戦術、戦略の実現」を開発コンセプトの中核に据えるものとしました。

超踏破運送機 ダニー」、「ダルマゲドン」のエラッタを出したり、セットカードについて過剰に対策したゲームデザインを行ったりするなど、イベントカードを主軸とした「A-1 アプレンティス」の戦略に制限を科すことも可能ですが、それが『ゲートルーラー』を魅力的なゲームにするための最適解だとは考えていません。
A-1 アプレンティス」というルーラーで、前述のような戦略を行うことができるのも「多様性」のひとつであると考えています。

「あと一歩届かないもどかしさ」を超えて、「多様性のある様々な戦術、戦略の実現」を可能にするために、ブースターパック第3弾「エース参戦!」では、それぞれのカードやルーラーの個性や特徴を引き出すことを意識し、様々な戦略のエースとなるレベル4の強力なユニットの実装と、既存ルーラーのアップデートを決定しました。

もちろん、ただカードの強さをインフレさせていくわけではなく、様々なカードや戦略自体の相性の検討、【CNT】能力などでバランスを整えつつ、ゲーム環境を整備していきたいと考えています。

是非、これから始まるブースターパック第3弾「エース参戦!」のカードたちの紹介や、各種ルーラーのアップデート、各種情報の新規公開等をお楽しみいただけますと幸いに存じます。

ルーラーアップデートについて

先述の通り、ブースターパック第3弾「エース参戦!」の開発に伴い、各種ルーラーの能力調整を行いました。

まずは、今回アップデート内容が公開された「K-11 ナイト」について少しお話させていただきます。

K-11 ナイトは「初期手札が4枚」となり、ゲーム開始時の選択肢が広がる強化を行いました。
従来の「K-11 ナイト」は、同時期に登場した「A-1 アプレンティス」と比較した場合、手札を保持することができるため選択肢を多く持つことができるルーラーでしたが、「A-1 アプレンティス」がコストを支払わずカードをプレイできていたのに対し、「K-11 ナイト」は召喚権とエナジーという制約があるため、強みを十分に活かすことができていませんでした。

また、手札とエナジーを持つルーラーである「W-23 ウィザード」「O-15 オーバーロード」と比較しても「K-11 ナイト」は固有の特徴が薄かったと認識しています。

今回のアップデートにより、手札とエナジーを持つルーラーの中で唯一「初期手札が4枚」という個性ができました。これにより「手札を保持できるルーラー」の利点である「選択肢の多さ」をより強調し、手札がないルーラーとの差別化を図りました。

今回公開した「K-11 ナイト」以外のルーラーについても、それぞれの個性を伸ばす方向での調整を行い、第4弾からはルーラーの個性をさらに引き出すようなカードも登場させる所存です。
今後の情報を、楽しみにお待ちください。

これから実装されるルーラー

2022年1月下旬発売予定のブースターパック第4弾「シャドウブレイカーズ(仮)」までの 1st シーズン「次元防衛戦争編 第1部」では、「A-1 アプレンティス」と「K-11 ナイト」をベースとしてルーラーの実装を行っていく予定です。

2ndシーズン「虚空の星編(仮)」からは「ライフか山札が無くなったとき敗北する」ということを「ルーラー共通のルールの根幹」としつつ、ゲームのデザイン領域を広げ、従来よりも多様なルーラーが実装できるように開発を進めていますので、そちらも是非ご期待ください。

『ゲートルーラー』は、デッキ構築や対戦で、様々な体験を、広くお楽しみいただけるTCGを目指して参ります。
今後とも、よろしくお願いいたします。

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