・3.b.適正な製品
トーナメントで使用するゲーム用具は、正規に発行されたゲートルーラーの製品またはプロモーションカードに限られます。偽造カードやジャッジ以外の作成による代用カードの使用は認められません。
ある同一のカードが印刷時期により異なる情報を持つ場合、最新のカードの情報を正式のものとし、それ以前の同名のカードはその最新の情報を持つ物として扱います。
あるカードに対しゲートルーラー公式が発表するエラッタがある場合、そのカードの情報はそのエラッタが適用された後のものとみなされます。
ゲートルーラー運営が認める電子ファイルを印刷しカードとして加工したカードは、主催者が認める場合にのみ使用ができます。ただし、そのカードに使用可能な日付の表記がある場合、その日付の範囲外では使用できません。
ルーラーカードやエナジーカードは、通常のカードの他に、ゲートルーラー運営が認める電子ファイルを印刷しカードとして加工したカードが適正な製品として常に認められます。
プレイヤーは以下の条件を満たすかぎり、自作の用具を特定のルーラーの代用として使用することができます。
- そのルーラーのカードが持つ、正規に発効されたルーラーが持つ各必要情報がすべて正しく表記され、十分容易に読み取れること。この必要情報には以下が含まれます。
- カード名
- ライフ、ATK、STK
- 攻撃ゾーン、守備ゾーン、セットゾーンの各領域数を示すテキストまたは記号
- そのルーラーの、デッキ構築条件を除く能力(本来のカードに表記されているもの、または総合ルール記載のもの)
- 操作やゲーム進行に支障を来すことが無く、アクト/レスト状態が外部からも十分容易に理解できること。
- 公序良俗に反した内容や、政治的、宗教的その他ゲームに無関係なイデオロギー的メッセージやシンボルが表記されていないこと。
- イベントがゲートルーラー運営主催による公式のものである場合、公式の放送や配信を前提とすることがあるため、他者の著作権を無許可で侵害することのないこと。
カードがカットの不良等により正式製品であるにもかかわらず判別が難しい場合、ジャッジはプレイヤーにそのカードをどのカードとして使用するかを確認の上、破損カードと同様に代用カードを作成することが認められます。オフィシャルはそのカードの適正な使用が難しいと考える場合に、代用カードの作成を強制することができます。代用カードを作成しない場合、そのカードはカード名表記がもっとも大きく読めるカードであるカードである物として扱います。
カードに何らかの記入がある場合、それが芸術的修正(サイン、イラスト修正等)によるものであり、ゲームに影響を与えるもの(カード名やテキストを大きく隠す、カードの側面から記入が見える、塗料によりカードの厚みが識別できるほど変わる、イラストを過度に変更する、ゲームの戦略に関する記入である等)でないとジャッジが認めるかぎり、その使用を認められます。
カードの言語は任意のものが使用できます。ただし、ある言語のカードを使用することにより大会の円滑な運営が困難と主催者が判断した場合、大会の開催前に告知することにより、特定の言語のカードの使用を認めないことができます。
カードの情報の内容が言語により異なっている場合、日本語のカードの内容にすべての告知済みのエラッタを適用したものが正式な情報となります。
・7.c.カードの扱いに関する特別ルール
すべてのフォーマットにおいて、《空飛ぶスパゲッティ・モンスター》と《Schrödinger, the Cat Out of the Box》、およびその他国語版のカードは同一カードであるとみなします。