エブリデイクライムの人事部長で、滅び去った水生生物系知的種族の末裔。
捕まって炙りイカにされそうだったところを、ダイアクトー様に「ひょっとして知的生物なのでは?」と助けられ、改造手術を経て構成員のいち員となった。
その後持ち前のテレパシー能力と、何より誠実な職務態度よって多くの社員(構成員)によって認められ、勤続20年で幹部になった苦労人。
常に粘液の滴る表皮、濁って白濁した眼球。どこから見てもマジキモスだが、中身は「誠実で真面目な人事部長」以外の何物でもなく、
「人事の長として、その人の人生を評価する以上、命をかけて社員の仕事を見守らなければならない」
と、24時間フルタイムでテレパシー能力を全開にし、エブリデイクライム構成員の仕事を陰日向なく評価し続けている。
そう。つまりエブリデイクライム社員(構成員)になるということは、ガチホラーによる人事評価という名のテレパシープライベート暴露ハラスメントにさらされ続けるということなのだ!怖い!
……しかしその分、真面目に働いている者への評価は限りなく正確で、それゆえにエブリデイクライムは、優秀でモチベーションの高い人材を昇進させる速度が早く、組織成長の効率化に成功しているのだ。