DXスターター外道ビート超解説!その戦術と各カードの使い方

DX構築済みデッキ・外道ビートとは

「外道ビート」とは、十数年前に池っち店長が動画でご紹介し、全国的に知られることになったデッキタイプの一つです。
これは特定のカードゲームのひとつのデッキを示す名称ではなく、様々なTCGで「外道ビート的なデッキや戦術(いわゆるメタビート戦術)」を作れたため、「速攻デッキ」や「ファッティ」などと同様、カードゲームのデッキタイプを示す汎用的な言葉にもなりました。

当スターター「外道ビート」は、
「ゲートルーラーで外道ビートを作るとどうなるか」
という一種のインスパイア企画であり、更に一歩進んで、
「既存のカードプールだけで作るのではなく、この外道ビートに相応しいカードを新規で作り、理想的な外道ビートデッキを作ろう!」
というアイディアを実現した、夢の構築済みデッキです!

また、仕様にも凝っており、全てのカードがフォイル加工されている上、エナジーやルーラー以外のカードにはエンボス加工も施して、表面を立体的で高級感のある手触りに仕上げています!

外道ビートの戦術

外道ビートのルーラーは初期手札が4枚と多めで安定した動きの見込める「ナイト」であるため、

「基本的に毎ターン、2レベルのユニットと0レベルのユニットを召喚し、残りの1コストは基本的に残しておく」

という戦術を取ります。そして、ここぞというところでサポートカードを使い、ユニットを生き残らせて相手の計算を狂わせ、有利な盤面を構築していきます。

こうすることにより、「前回ターンから生き残ったユニットと合わせて、3体のユニットで盤面を埋める」という状況を継続させ、盤面の圧力を維持すると同時に、高攻撃力と【迎撃】能力により、相手のユニットを減らし続けてアドバンテージを積み上げていきます。

シンプルに分けるとこのデッキは、3種類の役割を持つカードで構成されています。

◯サポートカードで生き残らせるに値するレベル2のユニット
◯基本的に使い潰すレベル0のユニット
◯それらのサポートカード

この使い分けに則ってプレイしていれば、
「両脇にレベル2のユニットを2体並べた上で、守備ゾーンに防御ユニットを置く」
という強い盤面を作ることが出来、また、「荒野のスケイリア」の墓地回収能力をうまく使えば、相手のデッキタイプに対して最も効果的なレベル2のメタユニットを選んで、繰り返し展開することも狙えます。

盤面の主役となるレベル2ユニットたち

主役と言えるレベル2のユニット群から紹介していきましょう。
これらのユニットに共通しているのは、
「相手の行動を阻害するメタユニットである」
「敵主力ユニットを撃破できる高めのATKを持っている」
事です。

まずは「妖魔装甲 “雷電”」です。

【創生召喚】やレギンレイヴの【シグルーン】、【深淵召喚】等の特殊召喚を伴う効果は、多くのデッキにとって「必殺技」と言える戦術の華です。

また、「ルシファー」などの【直営召喚】も、デッキによってはここぞ、という時に頼れる切り札でしょう。

それらを全て封じつつ、ATK5で責め立てる「妖魔装甲 “雷電”」は、特殊召喚を戦術の中軸に置くデッキにとっては天敵となりえます。

DR4で効果を使える為、DRの回復効果と合わせれば1試合に3回ほどの利用が狙えます。DRがなくても自身を墓地に置けば効果を使えるため、ゲームに勝利するまでに相手の特殊召喚を完封することすら夢ではありません。

特に効果的な相手に対しては、「荒野のスケイリア」の【CNT】効果で積極的に手札に戻したいユニットです。

レベル2のユニットとしては例外的に低めのATKですが、これだけの効果を持っていれば仕方のない所。

手札に切り札を握り込むタイプのデッキに対して、また、墓地を利用するデッキに対して有効な効果を持ち、また、ドライブ系ルーラーなどの手札を使わない相手に対しても、ユニットのHPを一時的に+2する効果でサポートカードとして役立ちます。

相手によっては、ルーラーのSTK3を通すより、優先して攻撃を通すまであります。

効果を持たないバニラユニットですが、ある意味、最も強力なユニットになりえます。

HP6は殆どの場合、1体のアタックでは破壊できないスタッツであるため、相手にとっては2体の攻撃が必要になる事がほとんど。そこで、一体目の攻撃をあえて通し、二体目の攻撃時に「刹那の攻防」や「天佑の女神 エアリヒ」を使って迎撃することで、実質一度目の攻撃を無駄扱いすると同時に2体目の敵ユニットを破壊する事で、圧倒的なアドバンテージを稼ぎ出します。

このデッキには「能力を持たないユニットがある時」に使える効果が複数あるため、できれば左右の攻撃ラインの片方、または守備ゾーンは、この「ベルトラウ」で埋めておきたいところです。

荒野のスケイリア

ATK6は、現在使用されている殆どの敵主力ユニットを一撃で破壊できるスタッツです。

フィールドカードを墓地に置くことで発動する「荒野の嵐」は、このデッキに入っており多用されることになる「灯籠流し」を使用した際に発動するのはもちろんですが、即時タイミングで墓地に置くことの出来る「アル・テリア」とのコンボで更に真価を発揮します。

相手が「シュリケン」や「フィーバー」などで、小型ユニットを多数並べるデッキであった場合、相手の攻撃開始直前に使用することで、敵の攻撃をまるごと壊滅させれる場合もあるでしょう。

カウンター効果は一見地味ですが、このデッキにおいて「レベル2以下のユニット1体を選び、手札に加える」という効果は、相手に特に突き刺さるメタ効果ユニットを集中的に再展開できる効果ということで、「常に相手の動きを制約し続ける外道ビート戦術」に必要な効果であり、DRの回復も戦術の選択肢をキープし続ける必要な効果と言えます。

戦線を支えるレベル0ユニットたち

レベル0せつめい

 

これらは全て、「効果を持たないユニット」として扱われる為、外道ビートにとって必要な効果を発動させる条件となります。

12枚入っていてそれなりの数をキープできますが、少し攻撃を受けると「灯籠流し」がカウンターで使用できるようになるため、必要な時に墓地から蘇生して場においておくことができます。

「鎌鼬のジョー」と「獣人族の戦士」は【迎撃】を持たせて大物喰いも可能です。
防御ゾーンに置いた「東妖軍サバイバル部隊」は相手のATK大きめな低レベルユニットに狙われる可能性大ですが、そうしたユニットは大体においてHPが低いため、これもまた【迎撃】を与えることで、相手の計算を大きく狂わせることができます。

相手が墓地除外を使用している場合、こちらが「灯籠流し」で蘇生しようとしたレベル0ユニットを除外される可能性は非常に高いのですが、この「灼王 炎牙」は墓地から除外されないため、安心して蘇生できるユニットになります。

その上でATKは大体の敵ユニットを破壊できるだけの数値を持ち、ダメージ1を軽減する効果はダメージレースを有利に傾けてくれます。

手札交換能力は、自分の墓地が肥えていない序盤戦で「灯籠流し」で釣り上げる0レベルユニットを墓地に増やしつつ手札を回転させる事のできる効果であり、また、相手によっては使い勝手の悪いレベル2ユニットを交換することもでき、1コストを支払って手札からプレイするには重いと感じたときの「アル・テリア」「灯籠流し」を捨てるためにも使うことができます。外道ビート戦術は、相手によって有効なカードが異なるため、「たら、れば」な部分があるのですが、そうした「手札事故」を緩和してくれます。

そもそも外道ビート以外のデッキでも、非常に使いやすい効果を持つ優秀なユニットと言えます。

このデッキに18枚含まれている「効果を持たないユニット」を強力にサポートするカードですが、実はこのデッキを実際に使ってみると、「【TD】でDRを回復する効果」と「手札に戻す効果」も使えるチャンスが結構あることに気付かされます。

このデッキは相手が味方ユニットを攻撃してきた際に、【迎撃】を与えて攻撃を跳ね返したり、「惑乱の魔道士 グエナ」を手札から捨てて生き残らせたり「天魔覆滅」で守ったりと、「味方ユニットが相手ターンを超えて生き残る機会」が結構ありえます。

そうすると自分のターンのメインフェイズ、
「ユニットを召喚する前にすでに2体のユニットが生き残っている状況」
がままあります。

そういう時、まずはこの「天佑の女神 エアリヒ」を召喚して【TD】でDRを回復し、効果で手札に戻して、二度目の召喚権を使って別のユニットを召喚する、という動きが可能になります。

もし守備ゾーンを空けても良い、と判断できるなら、1枚の「エアリヒ」を2回召喚して2回手札に戻し、DRを2回復するという選択肢すらありえます。

また、「灯籠流し」で盤面に蘇生して、効果を使って手札に戻してサポート用に握り込む、ということも可能です。相手にとって見えている戦術でも、とてつもないプレッシャーにはなるでしょう。まさに外道ビートらしい抑止力です。

出すチャンスが有れば出す・大物レベル3~4

出せば大きな突破力を持つエースカードです。
「アル・テリア」「スケイリアの手札補充効果」「灯籠流し」などが入っているこのデッキでは、手札には多少の余裕があります。よってこのユニットを「手札を1枚デッキの下に置く」というコスト軽減を使って2コストでプレイする事は、さほどの苦にはなりません。

ちなみに、「ガシャドクロ改“地獄破り”」の「地獄破り」とは、鎌倉~室町時代に流行った「朝比奈地獄破り」「義経地獄破り」等の物語で使われた言葉で、要は死んで地獄へ行った(あるいは生きたまま殴り込んだ)キャラクターが、地獄の鬼すらも倒して現世に蘇る物語の事を言います。

ガシャドクロはストーリー上、クトゥルーとの戦いで大破し、一度は起動を停止しましたが、改修され蘇ったことで、この名が冠されています。

3コスト必要なカードは、これと「ガシャドクロ」の2枚のみです。

やはりこのデッキで3コスト支払うのは重いのですが、できれば握り込んでおいて、「フレイム・パニッシャー」のダメージを大きくしてから使いたいものです。

しかし実は、初手にあった場合1ターン目から出して、その大きさでアドバンテージを稼ぐ、という使い方も結構有効です。なんだかんだでSTK3は強力で、相手からすればなんとしても倒したいユニット。それをサポートカードで生き残らせれば、かなりのアドバンテージを稼げます。

戦術をサポートするその他カード

カウンターで実質レベル0ユニットが一体増えるカードです。このカードのサポートのお陰で、このデッキでは盤面に3体のユニットを並べやすくなっています。

その都度ごとに、出すべきユニットをよく考えて使いたいものです。

普通のユニットサポートイベントは、ユニットへの攻撃を無効化したり、ダメージに耐えさせるだけであり、アドバンテージ的には使用したカードと相手の攻撃を一度無駄にするだけの「1対1交換」にすぎないのですが、このイベントはユニットに【迎撃】を与え、相手の攻撃を実質的に無効化した上で敵ユニットを破壊まで出来るので、1対2交換となり、アドバンテージを稼いでくれるカードと言えます。

外道ビートが基本的に高ATKユニットで固められているのは、こうした【迎撃】戦術を有効化するためであり、このイベントは戦術の中核をなしているといえます。

守備ゾーンに「鎌鼬のジョー」が置かれているだけで、相手はこの「刹那の攻防」や「エアリヒ」を警戒せざるを得ません。

言わずとしれた超アドバンテージカードです。このデッキでは、「荒野のスケイリア」とのコンボで、「即時タイミングで全ての敵ユニットに2ダメージを与えるカード」になりえます。

相手にとってこのデッキと戦う場合、ユニットを攻撃する際にはサポートカードによる逆転が怖いため、ルーラーを攻撃する選択肢が他のデッキを相手にする場合より増えることになりがちです。

こちらも守備ゾーンに「ベルトラウ」を置いて固めたりと、守備を必要とする事になりますが、流石に万全とはいえません。そこでこうしたカードも必要となります。
できるだけ、STK3以上の攻撃に対して使いたいところです。

カウンターとしては弱い効果ですが、ルーラーへの攻撃もユニットへの攻撃も無効化出来るこのイベントは、ユニットを維持したい外道ビートにマッチしていると言えます。
ルーラーへのダメージは「カウンターになってアドバンテージを稼げる。」「DRのコストが増える」と考えてある程度は素通しして、相手の嫌がる効果を持つユニットを守るために使いましょう。

相手のテンポの出力によりますが、5~7ダメージまでは通す方が、むしろデッキの動きが良くなります。

相手のターンに使える2エナジーを残してターンエンドする事は、なかなかに難しい選択肢ではありますが、さすがはレジェンドカード。ぶっちゃけまるごと1ターンは相手の攻撃を封じるも同じです。

引いたらすぐセットしていいカード、と言えます。

確かにデメリットは大きいのですが、他のTCGで「ライフを半分支払う」というコストであっても、「相手のカードを何でも打ち消せる効果」がどれだけ強いか、ご存じの方も多いでしょう。「能力を持たないユニット1体を破壊する」というコストは、「能力を持たないユニットを多数使用するデッキ」でしか使えません。つまりこのイベントは、外道ビートのようなテーマデッキでしか使えない、ビッグボーナスカードなのです。通常のカードとは比べ物にならない、強力「過ぎる」カードと考えて間違いありません。

実際に使ってみると、相手のレベル3やレベル4カードのプレイを打ち消したときには、たしかに効果てきめんではあるのですが、実はとどめを刺す際の、「エーテルフィールド」などの相手の防御カードを打ち消すのに使うことも多くなります。
明らかにアドバンテージ的には損をしていても、「それで勝てる」のですから、ゲームの勝利という最大のアドバンテージを得ることができます!まさに切り札。ここぞというときの「天啓!」のプレイ宣言で決着を決めましょう!

発売予定日 2023年6月16日(金)
価格 3620円(税抜)
カード54枚入り 紙製プレイマット付き

現在、全国のTCGショップや通販サイトで予約受付中!生産数は予想できる予約数ほどしか作っておりませんので、お早めの予約を推奨いたします。(メーカー受注は4月24日までとなっています!)

ひとつのお買い上げで十分動く作りになっておりますが、2枚しか入っていない新規カードや3枚積みの新規カードもありますし、また、再録カードには「アル・テリア」や「鎌鼬のジョー」「天魔覆滅」などの汎用性の高い、他のデッキでも多用できるカードがふんだんに含まれていますので、2つ以上のご購入も無駄にならないよう、配慮しております。

重ねてご予約、宜しくお願い致します!

 

 

 

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