(ダメージルール変更に伴う)それ以外のルール変更

ゲートルーラーのルール担当です。
日頃よりルール担当ツイッターアカウント等で質問やご指摘をくださり、ありがとうございます。自分だけでは気が付けなかった問題がいくつもあり、大変勉強になっております。

この記事では頂いた質問やご指摘を参考に変更・追記した総合ルールのご案内になります。
ダメージのルール変更に関わる変更・追記以外は主に分かりやすくする為の変更・追記になるので、ゲームのプレイ内容に大きな変更はありません。

今回変更した主な内容
▶ ダメージ実行処理に関するルールを削除しました。
▶ ダメージを与えるルールを変更しました。
▶ ダメージを軽減するルールを変更しました。
▶ ‘ダメージが与えられる時’のタイミングを定義しました。
▶ ‘ダメージを受けない’ルールを追記しました。
▶ 【オープンカード】のプレイタイミングの文章を変更しました。
▶ ‘プレイできない’ルールに追記しました。
▶ 場以外からコントロールを得る際のルールを追記しました。
▶ 支配者を変更するルールを追記しました。
▶ 【装着】に関するルールを変更・追記しました。
▶ 通常召喚に関するルールを変更・追記しました。
▶ カードをデッキの上に置く際のルールを変更しました。
▶ 継続効果に関するルールを追記しました。
▶ ‘割り振る’に関するルールを変更しました。
▶ プレイ時にカードを選ぶ際のルールに追記しました。
▶ 自動能力のコストに関するルールを追記しました。
▶ プレイヤーの場を定義しました。
▶ 召喚権を+する際のルールを追記しました。
▶ 能力のレベルを参照する際のルールを追記しました。
▶ ‘場に出せない’に関するルールを追記しました。
▶ プレイする際の選択肢に関するルールを追記しました。
▶ ‘攻撃している’カードの移動に関するルールを変更しました。
▶ 破壊ルールエフェクトを削除して、‘破壊する’ゲームアクションに追記しました。
▶ レベルオーバーエフェクトの文章を追記しました。
▶ ルーラーによって規定された‘ターン開始時の行動’に関するルールを追記しました。
▶ 同じキーワードスキルを得る際のルールを追記しました。
▶ 【反撃】の誘発タイミングを変更しました。
▶ ‘(領域)からもプレイできる。’テキストに関するルールを追記しました。


変更内容等の解説

▶ ダメージ実行処理に関するルールを削除しました。
▶ ダメージを与えるルールを変更しました。
▶ ダメージを軽減するルールを変更しました。
▶ ‘ダメージが与えられる時’のタイミングを定義しました。

これらの詳しい挙動については前回記事をご覧ください。


▶ ‘ダメージを受けない’ルールを追記しました。
追記内容
15-27. 効果を/ダメージを受けない
15-27c. あるカードやルーラーがなんらかの‘ダメージを受けない’場合、以下のルールが適用されます。
15-27c-1. ‘ダメージを受けない’場合、そのカードやルーラーは、戦闘ダメージや効果ダメージでダメージの数値は増加しません。
15-27c-2. ‘戦闘ダメージを受けない’場合、そのカードやルーラーは、戦闘ダメージでダメージの数値は増加しません。
15-27c-3. ‘効果ダメージを受けない’場合、そのカードやルーラーは、効果ダメージでダメージの数値は増加しません。
15-27c-4. ‘次の’ダメージを受けない場合、このターン中、次に与えられるダメージでダメージの数値は増加しません。
追記理由
ダメージのルール変更に伴い追記しました。
(実際のカードの動かし方に変更はありません。)

▶ 【オープンカード】のプレイタイミングの文章を変更しました。
変更前
16-15b-1. このカードが手札またはドライブにある場合、そのカードの支配者は、現在
がゲート処理中でなければゲート処理の開始時点で、現在がゲート処理中ならただちに、このカードを手札からプレイします。その際、このカードをプレイするために必要なコスト(14-4b-6)や召喚権(15-17a-2)が存在する場合、そのコストを通常と同様に決定した上で、そのために必要な行動を可能な限り多く実行します。
変更後
16-15b-1. このカードが手札またはドライブゾーンにある場合、そのカードの支配者は次のシステム処理(第11章)でこのカードをプレイします。その際、このカードをプレイするために必要なコスト(14-4b-6)や召喚権(15-17a-2)が存在する場合、そのコストを通常と同様に決定した上で、そのために必要な行動を可能な限り多く実行します。
変更内容・理由
実際にプレイする際のタイミングが分かりにくい文章だったので、自動能力と同じタイミングに変更しました。
(実際のカードの動かし方に変更はありません。)
複数のオープンカードや自動能力がプレイされる場合、ターンプレイヤーから1つずつ、任意の順番でプレイします。

カード処理のQ&A例
Q.《騎竜偵察》の【CNT】で《たたりじゃーー!!》を引いた場合、手札を捨てる前にプレイしますか?
A.手札を捨てた後に《たたりじゃーー!!》をプレイします。
《騎竜偵察》の【CNT】の解決中は《たたりじゃーー!!》は手札にあるので、捨てる事ができます。捨てた場合、《たたりじゃーー!!》はプレイされません。

▶ ‘プレイできない’ルールに追記しました。
変更前
15-37a. カードの能力や対象不適正等により、カードや能力がプレイできない事があります。そのような状況で‘プレイする’指示がある場合、‘プレイできない’が優先されます。
変更後
15-37a. ルーラーのルール(ゲーム中の能力)やカードの能力、対象不適正等により、カードや能力がプレイできない事があります。そのような状況で‘プレイする’指示がある場合、‘プレイできない’が優先されます。
変更内容・理由
ルーラーのルールによりプレイできない事を明記しました。

▶場以外からコントロールを得る際のルールを追記しました。
追記内容
15-23b-1. 場以外からコントロールを得たカードが場に出せない場合、そのカードを持ち主の墓地に置きます。
追記理由
記載が無い挙動だったので追記しました。

カード処理のQ&A例
Q.自分の《三仙姑》がいて、自分の《宇宙怪人リクルーター》の【OD】を使った場合、相手は《宇宙怪人リクルーター》をコントロールできますか?
A.コントロールは相手に移りますが、特殊召喚ができないので《宇宙怪人リクルーター》を持ち主の墓地に置きます。

▶ 支配者を変更するルールを追記しました。
追記内容
3-14d-4a. 相手のカードを自分のカードのソウルに入れる場合、その相手のカードの支配者を自分に変更します。
15-23a. あるプレイヤーがあるカードの‘コントロールを得る’または‘コントロールする’指示がある場合、そのカードを現在の領域から、それがユニットカードであるならそのプレイヤーに属する攻撃ゾーンか守備ゾーンに、それがフィールドカードであるならそのプレイヤーに属するフィールドゾーンに移動し、そのカードと、そのカードのソウルの支配者になります。
追記理由
支配者を変更する文章が無かったので追記しました。
(実際のカードの動かし方に変更はありません。)

▶ 【装着】に関するルールを変更・追記しました。
変更前
14-18a.装着は、条件を満たした【装着】(16-24)を持つカードを、自身のルーラーの上に重ね、1枚のカードとして扱う効果です。
14-18a-1. 【装着】によって、【装着】を持つカードを自身のルーラーの上に重ね、1 枚
のカードとして扱っている場合、それらのカードは‘装着状態’であるとみなされます。
14-18b-8. 装着中であっても、下に重ねられたルーラーの【君のターン開始時】や【ルール】に記載された処理は実行されます。

変更内容
14-18a.装着は、条件を満たした【装着】(16-24)を持つカードを、自身のルーラーの上に重ねる効果です。
14-18a-1. 【装着】によって、【装着】を持つカードを自身のルーラーの上に重ねている場合、それらのカードは‘装着状態’であるとみなされます。
14-18b-8. 装着中であっても、下に重ねられたルーラーの能力、および【君のターン開
始時】や【ルール】に記載された処理は実行されます。
追記内容
14-18b-3a. 装着状態のカードに効果ダメージ以外の効果が適用される場合、ユニットカードに適用されます。
14-18b-3b. 装着状態のカードがソウルを得る場合、ユニットカードに関連付けます。
14-18b-3c. ルーラーが装着状態ではなくなった場合、ユニットカードに適用されていた効果やソウルはルーラーカードには引き継がれません。
14-18b-7b. ‘攻撃している’状態で装着が解除される場合、ルーラーカードが‘攻撃している’状態を引き継ぎます。

変更・追記内容
「1枚として扱う」が誤解を生みやすい文章だったので削除しました。
装着状態でソウルを得たり、効果が適用される際の挙動を追記しました。
攻撃中に装着状態ではなくなる際の挙動を追記しました。
装着状態でもルーラーカードの【貫通】等の能力は実行されるように変更しました。

カード処理のQ&A例
Q.装着状態のルーラーに《フォーガイザ(魂は鍛造される)》で【貫通】を与える場合、ユニットカードとルーラーカードのどちらに適用されますか?
A.装着状態のカードにダメージ以外の効果が適用される場合、ユニットカードに適用されます。装着状態ではなくなった場合、その効果はルーラーカードには引き継がれません。

Q.《フォーガイザ(魂は鍛造される)》で【貫通】を得ているルーラーが装着状態になった場合、【貫通】やSTKはどうなりますか?
A.【貫通】は通常通り実行され、ユニットカードのSTKを参照します。


▶ 通常召喚に関するルールを変更・追記しました。
変更前
15-17a-3. 自身のこのターンの召喚回数にこの通常召喚で必要とする召喚権の数を加えた値が自身の召喚権の回数を超える場合、通常召喚は行えません。
15-17a-3a. 召喚権が無制限である場合、この召喚回数と召喚権の比較は行いません。
15-17a-3b. ‘召喚権を使わず’通常召喚する指示による通常召喚では、この召喚回数と召喚権の比較は行いません。
15-17a-4. 通常召喚するユニットをゲートに置いた後、このターンの自身の召喚回数に、この通常召喚で必要とする召喚権の数を加えます。
変更後
15-17a-3. 自身のこのターンの召喚権の数値が0未満になる場合、通常召喚は行えません。
15-17a-3a. 召喚権が無制限である場合、召喚権は使用しません。
15-17a-3b. ‘召喚権を使用せず’通常召喚する指示による通常召喚では、召喚権の数値は変動しません。
15-17a-3c. ‘召喚権を使用せず’通常召喚する指示による通常召喚の場合、召喚権の数値が0でも通常召喚する事ができます。
15-17a-4. 通常召喚するユニットをゲートに置いた後、このターンの自身の召喚権の数値を、この通常召喚で必要とする召喚権の数値分減らします。
変更内容・理由
召喚回数と実際に召喚された回数に違いが生まれるので、召喚権と召喚回数を比較しない文章に変更しました。

▶ カードをデッキの上に置く際のルールを変更しました。
変更前
3-2k. 手札または場から手札でも場でもない領域にカードが移動する際、その移動先においてそのカードがいずれかのプレイヤーに非公開であるなら、そのカードをすべてのプレイヤーに公開した後にそのカードを移動します。
変更後
3-2k. 手札または場から、デッキの一番上以外の手札でも場でもない領域にカードが移動する際、その移動先においてそのカードがいずれかのプレイヤーに非公開であるなら、そのカードをすべてのプレイヤーに公開した後にそのカードを移動します。
変更内容・理由
《ストライカー・ボブ》の「連携作戦」等でカードをデッキの上に置く場合、公開する必要がありましたが、公開しないように変更しました。

▶ 継続効果に関するルールを追記しました。
変更前
14-12b. ある領域のカードに適用される継続効果が存在する状況で、その領域に新たにカードが置かれる場合、そのカードはその継続効果を受けている状態でその領域に置かれます。
14-13d. 自動能力や起動能力によって特定の条件を持つ事物に対する継続効果が発生している場合、それはその能力の解決時点で条件を満たしていた事物にのみ適用され、それ以降のその条件を満たすようになった事物には適用されません。
変更後
14-12b. ある領域のカードに適用される、常時能力による継続効果が存在する状況で、その領域に新たにカードが置かれる場合、そのカードはその継続効果を受けている状態でその領域に置かれます。
14-13d. 自動能力や起動能力、またはイベントによって特定の条件を持つ事物に対する継続効果が発生している場合、それはそのイベントや能力の解決時点で条件を満たしていた事物にのみ適用され、それ以降のその条件を満たすようになった事物には適用されません。

カード処理のQ&A
Q.《ディメンションラミネート》の「このターン、味方ユニットは効果ダメージを受けない。」はこれをプレイした後に場に出たユニットにも有効ですか?
A.イベントによる継続能力なので、後から出たユニットには適用されません。

Q. 《不倒の守護獣 カストディウス》の「ワイルドハウリング」は、使用した後に場に出たユニットもSTK+1されますか?
A.起動能力による継続効果なので、後から出たユニットには適用されません。

▶ ‘割り振る’に関するルールを変更しました。
変更前
15-10a. 能力に‘(数値)(単位)を割り振る’指示がある場合、その能力をプレイする段階で、その割り振りの内容を決定します(14-4b-5a)。
変更後
15-10a. 能力に‘(数値)(単位)を割り振る’指示がある場合、その能力の対象を選ぶ段階で、その割り振りの内容を決定します(14-4b-5a)。
変更理由
ダメージのルール変更に伴い変更しました。

▶ プレイ時にカードを選ぶ際のルールに追記しました。
追記内容
14-4b-4c. ‘その後’や‘そうしたら’の後に(対象条件)を(対象数)選び、’等‘選ぶ’と言う語による表記がある場合、カードや能力の実行時に選択し、14-4b-4で選べない場合でもそのカードや能力はプレイできます。
(元々あった14-4b-4c~14-4b-4eは番号を繰り下げます。)
追記理由
ダメージのルール変更に伴い追記しました。

▶自動能力のコストに関するルールを追記しました。
追記内容
14-10d-1. 誘発済みの自動能力にコストがあり、そのコストが支払えない(支払わない)場合、その自動能力はプレイせず、その自動能力の誘発回数を1回減らします。
追記理由
自動能力のコストが払えない場合のルールが無かったので追記しました。

▶ プレイヤーの場を定義しました。
追記内容
3-6b-2. 場を参照する際、自分に属する領域は‘君の場’、同様に相手に属する領域は‘相手の場’となります。
追記理由
テキストが作成しやすくなるので追記しました。

▶ 召喚権を+する際のルールを追記しました。
追記内容
15-2c. 召喚権を+(数値)する指示がある場合、適用時のルーラーの召喚権の数値を指定の数値だけ増やします。
15-2c-1. 召喚権が無制限の場合、召喚権の増減は行いません。
15-2c-2. 常時能力により召喚権を+(数値)していて、常時能力が適用されなくなった場合、適用されていたルーラーの召喚権の数値を増やしていた数値と同じ数値減らします。
15-2c-2a. この時、召喚権の数値が0未満になる場合、召喚権の数値は0になります。
追記理由
テキスト整備の為、追記しました。

▶ 能力のレベルを参照する際のルールを追記しました。
追記理由
14-1a-5. 能力のレベルを参照する場合、その能力がテキストに記されているカードのレベルを参照します。
追記内容
記載が無かったので追記しました。

▶ ‘場に出せない’に関するルールを追記しました。
追記内容
15-38. 場に出せない
15-38a. ゲーム中、効果により‘場に出せない’指示がある場合、その効果で指示されたカードを場に出すことはできません。
15-38a-1. 場に出せない’指示がある場合、その効果で指示されたカードはプレイできません。
15-38a-2. ‘場に出せない’指示がある状況で、その効果で指示されたカードを場に出す指示がある場合、その行動は行いません。
15-38a-3. プレイされたカードが、ゲートで自身を解決する事によって場に出る際、解決時に‘場に出せない’指示がある場合、場に出す代わりにゲートに置く前の領域に移動します。
15-38a-3a. その際、コストや召喚権は使用したままになり、‘場に出る際’の行動は行いません。
追記理由
今後のカードの為に追記しました。

▶プレイする際の選択肢に関するルールを追記しました。
追記内容
14-4b-2a. カードに‘使用タイミング’が無い場合、選択肢の‘使用タイミング’を適用します。適切な選択肢が選べない場合、このカードや能力はプレイできません。その場合、このカードや能力をプレイする直前までゲームの状態が戻されます。
14-4b-2b. ‘プレイする’指示によるプレイの場合、14-4b-2aは行いません。
追記理由
記載が無かったので追記しました。

▶‘攻撃している’カードの移動に関するルールを変更しました。
変更前
8-4e-2. 攻撃カードは、支配者の攻撃ゾーン以外の領域に移動した場合、攻撃カードでなくなります。
変更後
8-4e-2. ‘攻撃している’カードが、ターンプレイヤーの場以外の領域に移動した場合、‘攻撃している’カードではなくなります。

▶破壊ルールエフェクトを削除して、‘破壊する’ゲームアクションに追記しました。
追記内容
15-12b. ユニットには破壊条件があります。
15-12b-1. ユニットは、自身が負っているダメージが自身のHP以上である場合、破壊条件を満たしています。
15-12b-2. ユニットは、自身のHPが0以下である場合、破壊条件を満たしています。
15-12b-3. 破壊条件を満たしているユニットは、墓地に置かれます。
15-12c. これらは‘破壊する’指示が適用された、または破壊条件を満たした時点で行います。
15-12d.これらが置換効果により別な行動に置換された場合でも、このゲームアクションは行ったものとみなされます。
追記理由
ダメージルール変更に伴い追記しました。

▶レベルオーバーエフェクトの文章を変更・追記しました。
変更前
12-8. レベルオーバーエフェクト
12-8a. ルーラーによって場のユニットの合計レベルに上限が設定されている事があります。
12-8b. ルールエフェクト中、そのルーラーの場のユニットのレベルの合計が上限を越えている場合、そのルーラーの支配者は、自身の場のユニットから、最も後に場に出たユニット以外のレベル1以上のユニットを1 枚選び、所有者の墓地に置きます。
12-8b-1. 最も後に場に出たユニットが1体、または複数あり、そのユニットのみで合計レベルの上限を超えている場合、そのユニットを含むレベル1以上の自身のユニットを1枚選び、所有者の墓地に置きます。
12-8b-2. 12-8bと12-8b-1は、自身の場のユニットのレベルの合計が上限以下になるまで繰り返します。
変更・追記後
12-8. レベルオーバーエフェクト
12-8a. ルーラーによって場のユニットの合計レベルに上限が設定されている事があります。
12-8a-1. ルールエフェクト中、ユニットの合計レベルの上限を超えている場合、以下を実行します。
12-8b. ユニットが場に出た事で、そのルーラーの場のユニットのレベルの合計が上限を超えている場合、そのルーラーの支配者は、自身の場のユニットから、最も後に場に出たユニット以外のレベル1以上のユニットを1 枚選び、所有者の墓地に置きます。
12-8b-1. 最も後に場に出たユニットが1体、または複数あり、そのユニットのみで合計レベルの上限を超えている場合、そのユニットを含むレベル1以上の自身のユニットを1枚選び、所有者の墓地に置きます。
12-8c. ユニットが場に出た事以外で、そのルーラーの場のユニットのレベルの合計が上限を越えている場合、そのルーラーの支配者は、自身の場のユニットから、レベル1以上のユニットを1 枚選び、所有者の墓地に置きます。
12-8bと12-8b-1、12-8cは、自身の場のユニットのレベルの合計が上限以下になるまで繰り返します。
変更・追記理由
ユニットが場に出た事以外でレベル上限を超えた場合、ユニットが場に出た順番を正確に覚えておく必要があったので変更しました。

カード処理のQ&A例
Q.《U-21 ユニオン》の場に《コノハナサクヤヒメ》がいて、《ヴィルス疾患》で相手の《ソニック・ボルテージ》のコントロールを得た場合、どのユニットを墓地に置きますか?
A.どちらでも大丈夫です。
‘コントロールを得る’は場に出た事ではないので、場に出た順番に関係なくユニットを墓地に置きます。

Q.《U-21 ユニオン》の場に《コノハナサクヤヒメ》がいて、相手の《宇宙怪人リクルーター》の【OD】で《宇宙怪人リクルーター》のコントロールを得て特殊召喚した場合、どのユニットを墓地に置きますか?
A.《コノハナサクヤヒメ》を墓地に置きます。
《宇宙怪人リクルーター》が場に出た事でレベルの合計が上限を超えたので、それ以外のレベル1以上の自身のユニットを墓地に置きます。

▶ルーラーによって規定された‘ターン開始時の行動’に関するルールを追記しました。
追記内容
6-2f-2.ルーラーによって規定された‘ターン開始時の行動’は能力のプレイではないので、ゲートを発生させずに実行します。
追記理由
ゲートに置かれるか置かれないかが明記されていなかったので追記しました。

カード処理のQ&A例
Q.ルーラーによって規定された‘ターン開始時の行動’を行う前に「使用タイミング:即時」のカードはプレイできますか?
A.‘ターン開始時の行動’を行う前のゲート処理でプレイできます。

▶同じキーワードスキルを得る際のルールを追記しました。
追記内容
16-1b. 全て同じ内容のキーワードスキルをさらに得る場合、それは得ません。
例:【アビスシンフォニア】を持っているユニットが別の【アビスシンフォニア】を得る場合、その内容が全て同じなら、それは得ません。
追記理由
全く同じキーワードスキルを複数得るとゲームが複雑化するので、追記しました。

▶【反撃】の誘発タイミングを変更しました。
変更前
16-8a. キーワードスキル‘反撃’は、戦闘ダメージを受けて破壊されなかったユニットが、攻撃しているユニットに対してダメージを与える自動能力です。
16-8a-1.‘【反撃】’は‘ダメージステップの開始時、このユニットが攻撃されているなら、ダメージステップの終了時、このユニットが攻撃されていて、このユニットが場にいるなら、このユニットは自身のATKに等しいダメージを、その攻撃しているユニットに与える。を意味します。
変更後
16-8a. キーワードスキル‘反撃’は、攻撃されて破壊されなかったユニットが、攻撃しているユニットに対してダメージを与える自動能力です。
16-8a-1.‘【反撃】’は‘ダメージステップの終了時、このユニットが攻撃されていて、このユニットが場にいるなら、このユニットは自身のATKに等しいダメージを、その攻撃しているユニットに与える。’を意味します。
変更内容・理由
誘発タイミングと解決タイミングにズレがあったので、統一しました。

▶‘(領域)からもプレイできる。’テキストに関するルールを追記しました。
追加内容
14-20. (領域)からもプレイできる
14-20a.テキストに‘このカード(または能力)は(領域)からもプレイできる’等が示されている場合、その領域からプレイする事が可能になります。
14-20a-1. このテキストは、プレイできるタイミングを変更するものや、効果によりプレイするものではありません。あくまで使用タイミング等で示された領域と同様に、その領域からプレイできることを意味します。
追記理由
記載が無かったので、追加しました。


これらの変更は2023年1月27日より適用されます。
次回は前回と今回の変更に伴うカードのテキスト変更等をご案内致します。

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