第6弾新カード紹介第9回 イベント特集後編

■マジ卍
イベントではなくフィールドカードですが、今回ご紹介させていただきます。
4つの効果があり、その時時に応じた使い方ができます。なにげに★3で、そのレアリティにふさわしい強さを持っています。

「カーテンコール」はレベルが1増えて、効果範囲が広くなり【OD】が使えるようになった“キャプチャービーム”のような感覚で使っていけそうです。
「緊急搬送」はユニットがあふれがちなデッキで使うと、軽コストのライフ回復になりますね。
要注目なのが「飛び入り参加」。一見よく分からない効果ですが、化け物効果です。「新ルーラーであるレイダーで使うこと」を考えるとどうなるか。エナジーが溜まっていればいるほど選択肢は広くなり、強力なカードを踏み倒せます。特にイベントをセットする場合にはレベルを問わないので、レベル4の“ダークスマッシュ”でも何でもセットできます。更に裏向きになっているエナジーコストの「順番」も確認できるので、「どうコストを使えば【CNT】をデッキの上に置けるか」という悪いことも計算ずくでできます!
また、常時効果である「君の墓地の〈エブリデイクライム〉は相手の効果で除外されない。」は、墓地除外さえされなければかなり強かった、ジェニバビーデッキを復権させてくれるでしょう。

■再会
実は「マジ卍」とどっちを高レアリティカードにするか悩んだカードです。それほど強いのですが、新ルーラーである“レイダー”をより多くの人に使っていただけるようにするため、「レイダー必携」であるこのカードをノーマルに致しました。
「帰るべき場所」は、前述した“マジ卍”の「飛び入り参加」の効果拡大版です。これらのカードを使って「積み込み」するのもレイダーの面白いところでしょう。2コストで最大5コストのカードが使えるという、ロマンカードですが、デッキ構築に寄ってはロマンどころか割りと確定に近い強さを発揮します。
「土産話」はこれまでにない非常に強力な回復カードです。2コストという、回復カードの基本値でありながら、マジカルユニバース限定でユニットを増やすこともできます。

■防衛拠点
ゲートルーラーには、複数の効果が一枚のカードに纏められているイベントカードが存在しますが、これにはゲームデザイン上の意味があります。
◯例えば3つ効果があれば、本来はゲームデザイン上3枚のカードに分割できるのだが、アイディアを切り売りすることをせず、内容を濃くしている。
◯1枚のカードの汎用性を上げて、色んなデッキで使える無駄のないカードにする。
◯速いペースでブースターが出るTCGではないので、できるだけセットそのものの内容を濃くし、長く遊んでいただけるように。

実際のところ、「複数の効果があるカード」の効果を分割して、別々のカードにしていたとしたら、6弾が出た時点でゲートルーラーのカードプールは、実質4弾ぐらいのカードプールでしかなかったかも知れません。

さて、“防衛拠点”も本来はレベル0のカード3枚に分割できるものですが、3つの効果が合体しています。久々のメダルサポートが入っていたり、【CNT】濃度を薄めるかわりに何とゼロコストで2ドローできたり、限定条件でユニットを特殊召喚したりできます。
連続攻撃を仕掛けたい〈ミリタリー〉デッキ、特にメダルを活用するタイプでは、とぜひ活用したいカードであり、ミリタリーと関係なくとも、ドロー枚数を増やしたいデッキでも採用の価値はあると思われます。

■月下美人
★3レア。今回、一番の注目カードかも知れません。効果は4つ在るのですが、使用するコストとして常に「味方ユニット1体を墓地に置く」が必要となります。しかしその分、効果は中々です。むしろ「自分のユニットを即時タイミングで破壊できる」という点に、このカードの使い道があるかも知れません。

サメデッキ、死影デッキでは文句なく大活躍します。攻撃されて破壊されることが確定しているユニットを即時破壊すれば、実質的にコストも0と言えます。ユニオン・サメデッキで“スベースシャーク”を使い回せるなど、まさに夢。死影でもその時時に応じたキーカードを再利用できるでしょう。

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