デッキコンテスト受賞作をご紹介いたします。
作者は「かなでこ」様。
「手札さえ増えれば対応力が上がり、結果的にどんなデッキ相手にも戦える！」
という、TCGの真実を突いたデッキであり、また、引いたカードを効率的に使用できるよう、全体的に「コストを軽く」作られている名作です。
地味に見える構成かもしれませんが、「先刃ブレイダー」などの使用率の低いカードを効果的に採用していたり、他のデッキにない動きも楽しめる個性を持っています。
【デッキ名】
手数が正義！赤黄グッドスタッフデッキ(withメリル)
【デッキのテーマ】
5弾のカードを多く使い、色んなデッキタイプと対等に戦いたい。
【使用ルーラー】
K-11 ナイト
【レベル4】
ガシャドクロ改 “地獄破り”x2
【レベル3】
天道明神 晨明x3 CNT
八尺ぽぽx2
【レベル2】
戦刃ブレイダーx4
ブラスター・ヴォルテックスx1 LEG
星詠みx4
【レベル1】
引きこもり魔王 メリル・シュトラウスx2
蔡倫x3 CNT
猫又・藍白x2 CNT
黒竜王 高龗x1 LEG
アル・テリア(天撃)x4 CNT
灯篭流しx4 CNT
絶刀覇陣x3
【レベル0】
好情の礼 鶴江x3
風玉のショウx3
鎌鼬のジョーx2
刹那の攻防x3
シールドウォールx4
【解説】
1.手札の数が多い
「星詠み」や「アル・テリア(天撃)」を始め、5弾に登場した「蔡倫」や「天道明神 晨明」はドロー効果を持っている為、ほぼ毎ターン何かしらのアクションで手札を補充することが可能です。
また「星詠み」以外はCNTを持っている為再現性が高いところも優秀です！
2.毎ターンユニットを展開できる
デッキの中に入っているユニットは晨明以外すべて2コスト以内で召喚可能なので、前のターンでエナジーを使い切っていたとしても継戦能力があります。
また、「灯篭流し」や「猫又・藍白」のTDで墓地の東妖を特殊召喚出来るのでまさに”墓地が第二の手札”になります！
3.広い対応力
「アル・テリア」や「灯篭流し」のような多くのデッキに対してメタとして機能するカードや、5弾の「フィーバー」、「シュリケン」に対して有効である「ブラスター・ヴォルテックス」や「晨明」を採用しているので
相手のルーラーに合わせて主軸に使うユニットや使い方を変えることができます！
例：「灯篭流し」が効きにくい相手であればレベル0を特殊召喚する効果を使い「風玉のショウ」で2回攻撃や「好情の礼 鶴江」で味方のスタッツを上げる等
【動かし方のコツ】
1.ユニットの置き方
基本的に「戦刃ブレイダー」が手札にある場合は優先して装着しましょう。
STKは下がってしまいますが「絶刀覇陣」、「刹那の攻防」で自身を守ることも出来ますし、墓地に落ちてしまえば2体目以降の「ブレイダー」の『分身殺法』が達成できるのでメリットの方が大きいです!
「ブレイダー」がいない場合は「蔡倫」をおすすめします。
2.エナジー管理
毎ターン起こせるエナジーが2つだけなので出来る限り1ターンの動きは2コスト以内で抑えたいですが、ここで輝くのが「引きこもり魔王 メリル・シュトラウス」！
1ターンに1度エナジーが起きるのが強いのはもちろん、召喚権が3になるのも見逃せません！
「晨明」を出す前準備として「メリル」を攻撃ゾーンに置いておけば実質2コストで「晨明」を召喚可能になります。
3.豊富な手数で押し切れ！
「晨明」を出した後は手札切れというものと縁が無くなるので、状況に応じてユニットを召喚したりイベントやフィールドで相手をけん制しましょう！
またレベル1以下のユニットはレジェンドである「黒竜王 高龗」以外STKが1しかないので基本的に守備ゾーンのユニットや相手の厄介なユニットを殴りましょう！
【余談】
このデッキには明確な切札というものが存在しませんが、逆に言えばどんなカードも勝利に直結しているとも言えます！
バニラユニットやTDだけを使う為だけのシンプルカードもあれば、即時タイミングで相手の妨害をするカードもあるので、
「このゲームを楽しみたい！」という方にはお勧めできるかと思います！
色んなデッキに対応したかった為にカードの採用枚数が歪になっておりますがここは自由に改造出来る余地として考えて頂けると幸いです！
またこのデッキは現状デッキレベル60になっていますが、「ガシャドクロ」と「メリル」を全部抜いて「鶴江」「ショウ」「ジョー」と差し替えることで、デッキレベルが50になるのでユニオンでの構築も可能となります。
是非お試しください！
