キャラクターコラム2(シオリ・ローディア/アドリアーノ・アドリック)

第4弾で「キャラクタールーラー」として収録された、各キャラクターの設定をご紹介致します。

シオリ・ローディア。
剣と魔法のファンタジー世界、ウォルナーで最大の版図を誇る帝国、「ミレニアムエンパイア・ウェスカロット」の帝国宮廷魔術師にして、対東妖軍大使。

肉体年齢25歳。精神年齢55歳。 25年前、同人誌即売会の帰りにトラックに轢かれて死亡。享年30歳。 直後、全ての記憶を持ったままウォルナーに転生した「転生者」である。
日本のサブカルコンテンツの行く末を見守るべく、ウォルナーから地球への転移許可を持つ宮廷魔術師を目指し、見事合格。
当然ながらウォルナーの誰よりも地球に関する知識を持つため、国交関係の要職に就き、年に4回の地球への視察時間をほぼ私用(同人誌即売会)に費やしている。

創生召喚を始めとした幅広い魔術を使いこなす優秀な魔術師。東妖軍の試験部隊(東妖軍ウォルナー派遣部隊)の案内役を務めるべく合流したところを、魔竜の奸計に巻き込まれ、一ヶ月に及ぶサバイバル生活を経験することとなる。
その過程でゲートルーラーカードに触れるうち、限定的なゲートルーラー能力に目覚め、魔術に関しても、ゲートルーラー能力を応用した特殊な空間魔法を操るに至った。

派遣部隊の隊長、山田氏とは、オタク同士ということで気が合いそうだが、山田は重度のロボットオタク、彼女は腐女子であり、特に共通の話題が多い訳ではない。
しかし共に戦った「戦友」として、強い信頼関係で結ばれている。

因みに、今生と前世合わせて55年間、男性に恋愛感情を持ったことは一度もなく、「二次元の男性同士の濃ゆい関係を壁になって見つめ続ける人生」に心から満足している様子。

アドリアーノ・アドリック。
カードパックを剥いていると、突然ゲートルーラー能力が発現し、「突然のワームホール」のカードの効果でローマからマジカルユニバースに転移してしまったイタリア人ゲートルーラー。

宇宙怪人・リクルーターに拾われ、エブリデイクライムの構成員にされそうになった所、ブラックホールに巻き込まれ遭難。マスターフューチャー・エドに救われ、そのまま冒険の旅の仲間になる。

楽天家で世話焼きなので、常に事件に巻き込まれる。イタリア人らしく、女性を見ると声をかけるのが礼儀だと思っており、これまた騒動の元となる。

余談だがマスターフューチャー・エドのチームには、彼以外にもトラブルメーカーは多く、
「秘密の内に帰還しようと、エブリデイクライムを事あるごとに呼び出すが、結局帰れずエドたちに味方してしまう宇宙怪人リクルーター」
と、
「いちいち嫌味を言わずにいられず、常に口喧嘩のもととなるロボット・ポジム」
「スクープを追いかけて何でもどこにでも突撃する宇宙ジャーナリスト・クリステル」
がいるので、常にやっかい事と冒険が絶えない。
冒険好きなエドはわざとこういったメンバーを集めたのではないだろうか?(笑)

アドリアーノに話を戻すと、彼はゲートルーラーとしては「半覚醒状態」であり、しかも地球から持ってきたゲートルーラー・カードは七枚しか無いため、具現化できるカードの選択肢も少なく、まだまだ十分な力を持っているとは言えない。
しかし、彼の傑出したコミュニケーション能力はマジカルユニバースでは有効で、それが将来、特殊なルーラー戦術を生み出す可能性は高いと見られている。

趣味はニンジャグッズを集める事で、特技はセパタクロー。
フレーバーテキストから、父親がピザ屋であり、太っていることが判明している。

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