キャラクターコラム4(ミダス/ガーソン)

第4弾で「キャラクタールーラー」として収録された、各キャラクターの設定をご紹介致します。

ミダス・ゴールドバーグ。
自らのゲートルーラー能力を研究対象とし、世界でもいち早くゲートルーラー能力の軍事利用に成功したG&G社の総帥であり、市場の神に使える司祭を自認する、経済活動の信徒。
あらゆるイデオロギーを超え、世界が必要とするモノを作り続ける事を信条とし、経済にとって最も大きなファクターである「戦争」をコーディネートする。
地球世界が平和に傾くことは良しとしつつも、異世界という新たな市場に戦火の種を蒔くことを目論む。


ゲートルーラーとしては、養子であるヨハン・ゴールドバーグが研究する「深淵召喚」を使いこなし、また、軍需産業であるG&G社の総帥にふさわしい、ミリタリーユニットを用いた重火力デッキの使用を得意とする。

傲岸不遜な性格であり、リアリストでありつつ欲望に忠実。
一方、鷹揚で懐が深く、不運に見舞われた人間に対する情を持ち合わせ、
「全ての人間には、公平にチャンスが与えられるべきだ」
との信念から、後進国に学校を作り続ける慈善団体を運営。万人にチャンスを与えんとする功徳を積む。
反面、チャンスを活かせぬ人間の怠惰と無能を憎み、即座に切り捨てる冷徹さも持っている。

ウォルナーの魔竜王、ポルヴィス・モウス・レクスと技術提携を行い、魔法と深淵召喚を学ぶと同時に、魔竜とその軍団のパワー・アップをもたらす科学技術を提供する。


ポルヴィスの最強の能力であると同時に制御不能の能力であった「100億年の壁」(ポルヴィスの体表面を覆う、通過するものに100億年の時間経過をもたらす時間障壁。防御は勿論、攻撃にも使える。『→イーオン・エンブレイス』) をコントロールする、ポルヴィス専用の全身装甲『ドレス』を開発。
ト・メガ・セイリオンのキプロス島襲撃の際には、「秘密兵器」、次元間ゲートを起動させ、「フルアーマー・ポルヴィス」を召喚。


ト・メガ・セイリオンを一撃で撃退せしめ、ATLAS軍に対する発言力を更に高めた。

バトリオンスリンガー(大隊を持ち歩く者)・ガーソン。
アトラス軍大佐にしてゲートルーラー。
自らの背後に広大な異次元空間を発生させる超能力を持つ、覚醒者でもある。

この能力ゆえに彼は、自らの率いる部隊と常に共にあり続けることができ、何かことあるたびに広いユーラシア大陸を空輸され、空中からダイブさせられ、アトラス軍に便利屋扱いされて常にボヤいている。

最近の口癖は
「早いとこ引退して、ルーデルみたいに若いカミさん貰って悠々自適といきたいもんだ。」

ルーラーとしては勿論、ヴァンキッシャー型の戦闘スタイルで、ミリタリー属性を纏めた重厚でスキのない戦い振りを見せる。

早くから覚醒者としての力に目覚めていた歴戦の兵士であり、ATLAS軍編成以前から軍人であった。
本来なら除隊しても年金で食っていけるだけの経歴と実績があるのだが、なんだかんだぼやきつつも、「人を殺めることのない、平和のための戦い」である侵略次元との戦争を天職と考えている節があり、ジェイクやラグナルなど、若い兵士への教育にも熱心であるようだ。

バスターコングとは戦地の重なることが多く、戦友である。

また、ミダス・ゴールドバークとも、古くから個人的な友誼を結んでいるが、彼の異世界との不透明なつながりを危険視もしている。

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