背後に超空間の「倉庫」を持ち、自らの機甲部隊を率いて「倉庫番」とあだ名されていたガーソンは、その目覚ましい戦果により少佐へと昇進。総勢500名から成る陸軍大隊を任せられ、「大隊を携行する者」(バトリオンスリンガーとは、「銃の代わりに大隊を腰に下げている」という意味)と呼ばれるようになった。
ヨーロッパのどのような場所で侵略次元の攻撃が開始されても、彼一人を音速ジェット機で空輸しエアボーン(空挺降下)するだけで、即座に大隊規模の戦力を展開できるのだ。
「高いところが苦手でな。未だに鉄の塊が飛ぶ理由がわからん。だから機甲師団に入ったんだが……やってることは空挺兵じゃねえか。」と愚痴るガーソンであった。