死影には、「敵ユニットを破壊した時に相手にダメージを与える」という効果もあり、割とコントロール気味に動かすこともできます。
強力な効果の代償として、自傷ダメージを受けることも、逆にライフ回復もございますが、噛み合わせるためには手札が揃わなければならないので、ナイト向けの属性だと思われます。
■開発に協力して下さった方々に感謝を。
以前にお伝えした通り、ゲートルーラー第4弾は本当なら、外部の開発スタジオに依頼をかけて、開発を進めていたブースターセットです。
当時僕は病気療養中&謹慎中だったのですが、当該スタジオでの開発が困難になった時点で、公式から「池っち店長のカードリストを使って4弾を制作したい」とのお話を受けました。
とはいえ、僕は病気療養中でしたし、外部に発注をかけていた時点で一度開発スタッフを解散していたこともあり、急に難しい話になったな、というのが実際の所。
かといっていい加減なものを作ってお客様にお渡しすることはできません。
そこで4弾は、僕が個人的に連絡を取ることができ、信頼できると判断した方たちを、「タスクフォース」としてお呼びして、守秘義務契約を交わした後、リモートでのテストプレイやテキスト開発を中心にして、カードリストを作り上げていく事にいたしました。
この試みは、タスクフォースの皆様の八面六臂の活躍により、大成功を修めました。
皆様のお手元に届けることになるゲートルーラー第4弾は、原作者である僕と公式開発スタッフ、そしてゲートルーラーの有志のプレイヤーの皆様のご意見によって完成したものです。(タスクフォースの皆様は、ユーザーの代表として、我々にない視点で開発を手伝ってくださいました。)
メーカーの作るゲームの制作と、ユーザーの距離が近いことは、良いことばかりではないのかもしれません。
しかしゲートルーラーは、こうした交わりを、今後も大切にしていきたいと考えています。
ゲートルーラーの世界設定でも、ゲートルーラーTCGは、ネット上の有志「ジーニアス・セブン」が集まって制作したもの、という設定があります。
第5弾以降も、それに近しい事を現実に行えるのではないかと僕は期待しています。
具体的には、第5弾でも何らかの形で広く一般から公募し、タスクフォースの枠を広げる事ができるのではないかと。
貴方が作ったカードが、実際に形になるかもしれない。
そんな夢が叶えられるTCGにしたい、と考えています。
長文をお読み頂き、ありがとうございました。