2021年10月21日 進藤欣也
ゲートルーラーの総合ルール対応の進藤です。
ここでは今回総合ルールを更新するにあたり、追加や変更になったルールを、変更分に関してはその理由も加えて解説していきます。よろしくお願いいたします。
以下はこれまでのルールを、第3弾の発売に当たって変更した部分の解説です。
《幻霧の守護竜 ミストクロック・ドラゴン》
【コスト軽減】これを手札からプレイする際、[君の墓地にあるOWLかドラゴンを4枚ゲームから除外する]事で、2コストでプレイしてもよい。
■「可能性の集約」 相手がイベントをプレイした時、または君のユニットが攻撃した時、デッキの上から1枚をこれのソウルに入れる。
■「可能性の結実【ターン1】」 これが攻撃した時、君のカードのソウルを2枚デッキの下に置いてもよい。そうしたらルーラーかユニット1体を選び、アクトする。
■君のルーラーに【貫通】を与える。
このゲームにおける理解が難しいルールの筆頭が「破壊する」処理に関するものです。このゲームでは当初から「破壊された後であっても、実際に墓地に行く前に対応して破壊を免れることができる」というルールがあり、それを実現するために、ゲート上に破壊処理を置くという手順を取っていました。しかし実際、これはいたずらにルールを複雑するだけでなく、破壊されるはずのカードに対して様々な対応を行うことで、当初の想定を超える複雑かつ望まざる状況が発生し、一部のカードはテキスト訂正を受ける事態にまでなりました。
これに対応するため、破壊に関するルールを大幅に見直し、簡略化することにしました。
具体的にはゲート上に破壊処理を置く現在のやり方をやめ、「破壊する」という処理が実行される時点でただちにそのカードを墓地に置くこととします。
ただし、このルール変更に関しては、現存のカードに1枚のみ問題のあるものが存在します。それが《そんなダメージは気のせいだ!》です。このカードは「ユニットがすでに負っているダメージを回復することによって、破壊を免れる」というコンセプトがあり、破壊ルールを変更する場合にこのカードの処理が無意味な物になってしまいます。ただ実際は、「受けたダメージをその後回復する」と「受けるダメージを軽減して受けなかったことにする」の間には実質的な差異はほとんど無く、回復を軽減にしてもルール上またはプレイ上に大きな違いは発生しません。
以上を踏まえ、《そんなダメージは気のせいだ!》の効果を「受けるダメージを軽減する」という通常のダメージ軽減カードに変更します。《そんなダメージは気のせいだ!》の変更後のテキストは以下のようになります。
《そんなダメージは気のせいだ!》
使用タイミング:セットして、味方ユニットにダメージが与えられる時に使える。
■ そのダメージのそのユニットの分を0にする。
これにより、以下のような裁定が行われます。一部はこれまでと変わりませんが、念のためここに記しておきます。
ダメージ軽減では今後に与えられるダメージとして「次のダメージ」を参照していますが、この時実際には「ゲート上で最も後に置かれた該当ダメージ」を参照していました。しかし、《パワーレイ・マキシマム》や《ヴルンツヴィークの断頭》等の一部カードにより、複数のダメージ実行処理が同時にゲートに置かれることがあり、その場合、ゲートシステムの都合上、先に置かれたダメージを軽減できないという問題がありました。
この問題に対応するため、ダメージ軽減のルールにおいて「次の」ダメージを参照する場合、それは「ゲート上にある(条件を満たす)任意のダメージ実行処理1つ」を参照することとします。ゲート上で最も上のダメージには限定されません。
これにより、以下のような状況が起こりえます。
以下は第3弾で新たに追加されたルールの解説です。
《戦錬のヴァベルシオン》
【コスト軽減】これを手札からプレイする際、[手札を1枚デッキの下に置く]事で、2コストでプレイしてもよい。
【直衛召喚】(即時:相手のターン中、これを通常召喚する。)
■「ゴンドゥル・フルバースト」 通常:[DR3]場の相手のカード1枚を選び、墓地に置く。
「ダメージリバース」は「ダメージゾーンの表向きのカードを指定枚数裏にする」処理です。これは通常は「DR(数値)」で表記され、その数値の枚数に等しい枚数のカードを裏返すことを意味します。
《気化爆弾》
使用タイミング:通常
【コスト軽減】これを手札からプレイする際、[手札を1枚デッキの下に置く]事で、1コストでプレイしてもよい。
■セットカードを全て破壊する。
【コスト軽減】は、カードを手札からプレイする際に、特定のコストを支払うことで、そのカードのレベル分のコストをより低いエナジーでプレイすることができるようになる能力です。
《戦錬のヴァベルシオン》
【コスト軽減】これを手札からプレイする際、[手札を1枚デッキの下に置く]事で、2コストでプレイしてもよい。
【直衛召喚】(即時:相手のターン中、これを通常召喚する。)
■「ゴンドゥル・フルバースト」 通常:[DR3]場の相手のカード1枚を選び、墓地に置く。
【直衛召喚】は、ユニットを相手のターン中に即時タイミングで通常召喚することができるようになる能力です。
《ブラックナイト・ゴドデイン》
【TD】君の墓地からレベル1以下の“ブラックナイト”1体を選び、特殊召喚する。
■君の“ブラックナイト”は【接死】を得る。(【接死】を持つユニットに戦闘ダメージを与えられたユニットは、戦闘終了時に破壊される。)
【接死】は、戦闘ダメージを与えた相手を破壊する自動能力です。
《たたり鬼》
【オープンカード】
【3回攻撃】
■これは中央ラインしか攻撃できない。
■君の手札が1枚以上あるなら、このユニットは【3回攻撃】を失う。
■これが墓地に置かれる時、代わりにゲームから除外する。
【2回攻撃】の3回攻撃できるバージョンです。基本的には【2回攻撃】と同じ処理をします。
《牛鬼 天魁》
■ 『百鬼夜行』では、これをレベル0として扱う。
二重かぎ括弧(『』)は、テキスト内で能力名または能力名の一部を参照するために使用します。例えばテキスト内に『百鬼夜行』とある場合、これは「能力名に‘百鬼夜行’を含む能力」を意味します。
A7 チェシャ猫
■このユニットは即時タイミングで通常召喚できる。
【TD】味方ユニット1体を選び、ターン終了時までHP+1する。
■「猫のない笑い【ターン1】」 通常:これを手札に戻す。
注:「即時:これを通常召喚する。」というテキストは、すべて「このユニットは即時タイミングで通常召喚できる。」に訂正されます。
一部ユニットは、通常召喚を通常タイミングではなく即時タイミングで実行できます。
《ヴルンツヴィークの断頭》
使用タイミング:即時
■このイベントは手札からもプレイできる。
■敵ユニット1体を選び、2ダメージを与える。その後、そのユニットに2ダメージを与える。
使用タイミングが通常でないイベントは、本来であればセットゾーンからのみプレイができますが、一部手札から直接プレイできるイベントカードがあります。
《D‐4 ドレッドノート》
【ゲームの準備】特になし。(手札0枚、エナジー0枚。)
【君のターン開始時】1ドライブする。
【ルール】君はカードのコストを常に支払ったものとする。君の手札は存在しない。
■このルーラーが攻撃する際、君は1ドライブする。
「攻撃する際」の能力は、「攻撃したとき」の自動能力がすべてプレイされた後、直接ゲートに置かれます。そのため、他の「攻撃したとき」の自動能力よりも先に解決されます。
宇宙ドッペルゲンガー
【OD】レベル2以下の敵ユニット1体を選ぶ。選んだユニットが場にある限り、これのATKとHPは選んだユニットの元々の数値と同じになる。
《彼岸花の李狐狸》
【創生召喚】通常:これと、味方の怪異か魔術師のユニット1体以上を素材にしてデッキの下に置く。そうしたら東妖かウォルナーの、神か魔王かドラゴンを1体デッキから特殊召喚してもよい。
■「救荒」 君のメインフェイズにこれが手札から捨てられた時、これを特殊召喚してもよい。そうしたら君は1ダメージ受ける。
■これが場から墓地に置かれた時、相手に場の自身のカードか手札1枚を選ばせる。それを墓地に置く。
これまではカードや能力の対象は「選び、」という統一した表記でプレイ時に選択することを示していましたが、今後はこれが「選ぶ」「選ばせる」等の表記になる場合があります。
注1:赤字はカードテキストの訂正です。
注2:特に【CNT】能力に関するルール解説が不要なカードに関しては、【CNT】能力の表記は省略しています。
《D‐4 ドレッドノート》
■このルーラーが攻撃する際、君は1ドライブする。”
《O‐15 オーバーロード》
■君がカードをプレイする際、そのコストで支払うエナジーは常に1になる。
■君のエナジーは、【君のターン開始時】でしかアクトできない。
■君は相手のターンにイベントをプレイできない。ただし、【オープンカード】や【CNT】での使用は可能。
《T‐20 トリックスター》
■このルーラーが攻撃する際、君は1ダメージを受ける。
■君が2以上の戦闘ダメージを受けた時、戦闘終了時に手札から【CNT】を持つレベル2以下のカードを1枚捨ててもよい。そうしたら、それの【CNT】を使う。
■君の墓地から【CNT】を持つカードがデッキに戻る時、代わりにそれをゲームから除外する。
《五大竜王 千刃皇ヴァン・レイン》
【TD】君のデッキの上から1枚をこれのソウルに入れる。
【2回攻撃】【ソウルガード】
■これを通常召喚する際、召喚権を2使う。
■これは守備ゾーンに置けない。
《ブラックナイト・ヴァメル》
■「空間湾曲」 即時:[DR2](ダメージリバース。君のダメージゾーンのカード2枚を裏返す。)これを手札から捨て、君が次に受けるダメージを2軽減する。
《デメルトリア(精神破壊魔法)》
使用タイミング:即時
■相手のユニットの能力1つを選び、その能力を打ち消す。その後、そのユニットは全ての能力を次のターン開始時まで失う。
《レイン・オブ・ティアー》
使用タイミング:通常
■相手は自身の手札を2枚捨てる。
■通常:[1エナジーを支払い、これを手札から捨てる]1枚引く。
《魔竜の神殿》
■これは、君のフィールドゾーンの“魔竜の神殿”の枚数によって以下の効果を得る。
《悪魔少女カラベラ》
【オープンカード】(通常召喚された場合、召喚権を支払う。)
■「アンタに爆弾【ゲーム1】」 これがオープンされて場に出た時、相手に2ダメージを与える。
■「アンタにも爆弾【ゲーム1】」 これがオープンされて場に出た時、君は2ダメージを受ける。
《ルシファー・ザ・ライトブリンガー》
【コスト軽減】これを手札からプレイする際、[手札を1枚デッキの下に置く]事で、2コストでプレイしてもよい。
【直衛召喚】【強化】OWLまたはレギンレイヴ 【ソウルガード】
■これが場に出た時、全てのユニットに5ダメージを与える。このダメージは軽減されない。
■即時:[DR2]【ターン1】君のエナジー1枚を選び、アクトする。
《A7 チェシャ猫》
■このユニットは即時タイミングで通常召喚できる。
【TD】味方ユニット1体を選び、ターン終了時までHP+1する。
■「猫のない笑い【ターン1】」 通常:これを手札に戻す。
《A7 マダム・ダッチェス》
【TD】「浸砕拳」 相手に1ダメージを与える。
■「轟撃波」 通常:[DR3]味方ユニット1体を選ぶ。このターン、それが相手にはじめて戦闘ダメージを与えるまで、STK+1する。
《ゾンビスラッガー》
【TD】【OD】「フルスイング」 敵ユニット1体を選び、2ダメージを与える。
■「ピンチヒッター」 このユニットは即時タイミングで通常召喚できる。
■これは守備ゾーンに置けない。
《ヘルダイバー ホワイトナイト》
■「航空偵察」 通常:[DR3/ワイルドフォース]君は相手の手札を見て、その中から1枚捨てさせる。
《ヴルンツヴィークの断頭》
使用タイミング:即時
■このイベントは手札からもプレイできる。
■敵ユニット1体を選び、2ダメージを与える。その後、そのユニットに2ダメージを与える。”
《覚醒者の怒り》
使用タイミング:即時
■味方ユニット1体が受ける効果ダメージを0にする。その後、敵ユニット1体を選び、2ダメージを与える。
《パルジファル》
使用タイミング:即時
■このイベントは手札からもプレイできる。
■味方ユニット1体を選ぶ。そのユニットはターン終了時まで、ダメージ以外では破壊されない。(【接死】などの、能力や効果では破壊されない。)
《たたり鬼》
【オープンカード】
【3回攻撃】
■これは中央ラインしか攻撃できない。
■君の手札が1枚以上あるなら、このユニットは【3回攻撃】を失う。
■これがいずれかの領域から墓地に置かれる時、代わりにゲームから除外する。
《竜型決戦兵器 “伏雷”》
【コスト軽減】これをプレイする際、[DR4/ミリタリー]する事で、2コストでプレイしてもよい。
【反撃】
■「移動要塞【ターン1】」 これが攻撃した時、以下のどちらかを行ってもよい。
○手札からレベル1以下のミリタリーを1体特殊召喚する。
○場のレベル1以下のミリタリーを1体アクトする。
■君のミリタリーをSTK+1する。
《神野悪五郎》
■『百鬼夜行』では、これをレベル0として扱う。
■これは守備ゾーンに置けない。
■「魔道蓮華」 通常:[君の墓地から怪異を1枚除外する]敵ユニット1体を選び、1ダメージを与える。
■「妖魔の頭目」 これが場から離れる際、[DR3/怪異]してもよい。そうしたらこれは場に留まる。
《彼岸花の李狐狸》
【創生召喚】通常:これと、味方の怪異か魔術師のユニット1体以上を素材にしてデッキの下に置く。そうしたら東妖かウォルナーの、神か魔王かドラゴンを1体デッキから特殊召喚してもよい。
■「救荒」 君のメインフェイズにこれが手札から捨てられた時、これを特殊召喚してもよい。そうしたら君は1ダメージ受ける。
■これが場から墓地に置かれた時、相手は場の自身のカードか手札を1枚墓地に置く。
《陰陽師 絶夜》
■相手は特殊召喚できない。
■即時:[DR3]【OD】か【TD】1つを選び、その能力を打ち消す。
《陸戦拡張兵装 “熊羆”》
【OD】君のデッキからレベル2以下のタクティクスかテクノロジーのイベント1枚を選び、セットする。
【貫通】
《オオムカデの赤城》
【待機】(【待機】を持つユニットは、セットする事ができる。)
■これはセットゾーンから通常召喚する事ができる。
■「お代を頂きやす」 相手がレベル1以上のイベントをプレイした時、これをセットゾーンから特殊召喚してもよい。そうしたら相手のセットカード1枚を選び、破壊する。
《蛇神転生》
使用タイミング:通常
■君のデッキの上から1枚を墓地に置く。その後、君の墓地から怪異を1体特殊召喚し、味方ユニットを1体墓地に置く。そうしたら相手は場の自身のカードを1枚墓地に置く。
《鎌鼬のサブロー》
■【ターン1】君がダメージを受けた時、これをアクトする。
■「伸るか反るかだ。【ターン1】」 通常:各プレイヤーは自身がコントロールしていないカード1枚を選ぶ。その後、ジャンケンで決着をつける。勝ったプレイヤーは場の自身のカードを1枚墓地に置いてもよい。そうしたら、自身が選んだカードを墓地に置く。
《塗り壁》
【OD】「塗り壁プレス」 相手のダメージゾーンのカード1枚を選び、裏返す。その後、自分のダメージゾーンのカードを1枚表向きにする。
■「とおせんぼ」 敵ユニットは【警戒】を失う。
《妖怪外教》
使用タイミング:通常
■場の味方ユニット1体を選び、そのユニットのレベル以下のレベルの敵ユニット1体を選ぶ。選んだ味方ユニットを墓地に置き、その後、選んだ敵ユニットを破壊する。
《タキオン・ターボ・BBA》
■「速さが足りないね!」 即時:相手ルーラーか敵ユニットがこのユニットを攻撃した時、君の空いている攻撃ゾーンか守備ゾーンにこれを置きなおしてもよい。
《スペースライダー 宇宙デュラハン》
【強化】ピポバースかフューチャーメン(これを場に出す際、君のピポバースかフューチャーメンのユニット1体を選び、これのソウルに入れてもよい。)
■【強化】したこれが場に出た時、デッキの上から1枚を見る。それがレベル1以下のピポバースかフューチャーメンなら、ドライブしてもよい。ドライブしないならデッキの下に置く。
■これにソウルがあるなら、これのSTK+1する。
《アドリアーノ対ブラックメン》
使用タイミング:通常
■フューチャーメンかピポバースを宣言し、デッキの上から4枚を見る。その中からレベルの合計が2以下になるように宣言した属性のユニット2体までを選び、特殊召喚してもよい。残ったカードをデッキの下に置く。その後、そのユニットの【OD】と【TD】を使う。
《奇怪マシーン ブラックアントラー》
■「ブラックホール結界」 これが敵ユニットに攻撃された時、そのレベル1以下のユニット1体を選ぶ。それをダメージステップ開始時に破壊する。
■「リープ航法【ターン1】」 君がダメージを受けた時、君の空いている攻撃ゾーンか守備ゾーンにこれを置き直してもよい。
《ミノタウロスの戦士 サーロイン》
■これがダメージゾーン以外から場に出た時、君のダメージゾーンにある“ミノタウロスの戦士 カタロース”1体を選び、特殊召喚する。
■「ステーキにして食ってやる!」 場に君の“ミノタウロスの戦士”が3種類以上あれば、これのSTK+1する。
《ミノタウロスの戦士 カタロース》
■これがダメージゾーン以外から場に出た時、君のダメージゾーンにある“ミノタウロスの戦士 バラニク”1体を選び、特殊召喚する。
■「プルドビーフにして食ってやろう!」 君のアタックフェイズ開始時:[これをレストする]守備ゾーンの敵ユニット1体を選び、破壊する。
《奇怪マシーン ねじ込みドリル戦艦》
【貫通】
■「必殺のねじ込み大爆発」 これが相手にダメージを与えた時、相手とジャンケンで決着をつける。君が勝ったらこれを破壊し、相手に2ダメージを与える。
《宇宙ドッペルゲンガー》
【OD】レベル2以下の敵ユニット1体を選ぶ。選んだユニットが場にある限り、これのATKとHPは選んだユニットの元々の数値と同じになる。
《異形竜 ダムドメギド》
【CNT】 「可能性の否定」 以下のどちらかを行い、その後、これを除外する。
○ 相手は自身の手札を2枚捨てる。
○ 場の相手のカード1枚を選び、破壊する。
■これが場に出た時、君の墓地から侵略次元のカード2枚までを選び、これのソウルに入れる。
■「運命腐敗」 通常:[これのソウルを1枚デッキの下に置く]ターン終了時まで、これが相手に与えたダメージでは【CNT】できない。
■「可能性歪曲」 相手がレベル1以下のイベントをプレイした時、これのソウルを1枚デッキの下に置いてもよい。そうしたらそのイベントを打ち消す。
《黒き無貌 ナイアルラトホテプ》
【CNT】君のカードからソウルを2枚デッキの下に置いてもよい。そうしたら君の手札から破滅の使者を1体特殊召喚する。
【コスト軽減】これをプレイする際、[手札を1枚裏向きにして、君のユニットかフィールドのソウルに入れる]事で、2コストでプレイしてもよい。
■「這い寄る混沌」 通常:[君のカードのソウルを1枚デッキの下に置き、DR1/侵略次元]相手のセットカード1枚を選び、破壊する。
■「旧支配者の使者」 即時:[DR2]デッキの上から1枚を裏向きのまま、君の侵略次元のソウルに入れる。
《ティンダロスの猟犬》
■このユニットは即時タイミングで攻撃ゾーンに通常召喚できる。
【TD】「喰らう者共」 レベル1以下の敵ユニット1体を選び、これのソウルに入れる。これが場から離れる時、相手はそのユニットのコントロールを得る。
■君が手札から破滅の使者をプレイする際、これを墓地から除外してもよい。そうしたらそのコストで支払うエナジーは1少なくなる。
《置き換え》
使用タイミング:通常
■君の墓地から【CNT】を持たない侵略次元3枚までを選び、君の【ソウルガード】を持たない侵略次元1枚のソウルに裏向きにして入れる。
《夢見鳥》
【OD】デッキの上から1枚見る。それがレベル2以下のカードならドライブしてもよい。ドライブしないならデッキの下に置く。
第3弾の発売にあたり、現状のルーラー間の強弱の不均衡を正す目的で、ルーラーの情報の修正を行いました。我々はこれにより様々なルーラーを大会で見ることができるようになることを望んでいます。
今後も定期的に大会の情報等を監視し、必要に応じて評価が著しく低いルーラーの強化を行ったり、逆に、評価が著しく高いルーラーがいる場合にその情報の弱体化を行ったりする可能性があります。ご理解いただければ幸いです。
この点に関するご意見等がございましたら、「ゲートルーラー公式サイト」のお問い合わせのページより、弊社までお寄せいただければと思います。
最後になりますが、第3弾のカードのテキストには、総合ルールの観点から適切でないカードが多く存在します。大変申し訳ありません。これは第3弾のカードテキストの製作責任者が、進藤を含むカードテキストの適正性を確認するスタッフの目を通すこと無くカードのデータを提出してしまったことによるもので、これは適切な手順ではありませんでした。結果としてお客様に対し、最適な商品を提供することができなくなり、ルールマネージメントを職とする者として大変申し訳なく思います。
第3弾のカードにおいては、上記の赤字の入ったカードに対し訂正が行われます。枚数が多数に渡りますが、これは可能なかぎりテストプレイを行った想定をルール的に維持すると共に、カードに表記されている内容を大きく変更しないことを目的とし、その上でルール上適正になるようにテキストを修正したものです。お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご理解をいただければと思います。
今後に関しましては、製作担当とより密接にルールマネージメントを行うことを目的として定期的にチェックを行う環境を整え、より適切なテキストをお届けしていきたいと考えております。
プレイヤーの皆様には、変わらぬご愛顧をいただければ、幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
今回の新弾ルール解説は以上になります。何かルール上の不明な点がありましたら、お気軽にフォームでお問い合わせください。