2. 開発を委託した制作会社との間に、トラブルが発生いたしました。
『ゲートルーラー』の開発は4弾以降、新体制で行う発表を行っておりました。
開発を委託しておりました制作会社様(以下「相手方」)より、「タダでもいいからゲートルーラーを作らせてほしい。」との熱意あるアピールを受け、もちろん報酬をお支払いする形で、開発を進めておりました。
しかし、実際に相手方に委託した新体制を始動して以降、仕様書を始めとした生産に必要な各種納品物が提出されず、弊社からの商品内容の質問・修正要望・提案にも対応いただけない事態が続きました。
結果として、関係各社との連携がうまく行かず、軋轢が頻繁に生じる事となりました。
また、契約書にて提案させていただいた開発予算についても、我々の想定を大きく上回る請求を受けました。
最初は、「タダでも作りたい」と申し出てきた彼らでしたが、このまま開発を継続した場合、発売した後で著作権を主張され、巨額の原作料を請求される可能性もありました。
こちらからの修正案が頑なに無視された事からも、著作権の強化を意図していた可能性を無視できませんでした。
以上の問題点から、相手方による開発を断念する運びとなりました。
それまでの報酬のお支払いを提示した上で、相手方による第4弾以降の商品開発を中止いたしました。