ユーザーの皆様お久しぶりです。ルールさんです。
今回行った総合ルールの変更についてお話しさせて頂きます。
5弾とは関係無い変更・追加
「攻撃している」「攻撃されている」
変更前
8-4e-1. このアタックサブフェイズ中、この攻撃カードはその攻撃目標のカードを‘攻撃している’状態であるとみなされ、同様にその攻撃目標のカードは‘攻撃されている’状態であるとみなされます。
変更後
8-4e-1. このアタックサブフェイズ中、この攻撃カードはその攻撃目標があったライン上の最前のカード(3-6e)を‘攻撃している’状態であるとみなされ、同様にそのライン上の最前のカードは‘攻撃されている’状態であるとみなされます。
変更内容・理由
4弾で直接攻撃の追加に伴い、文章が変更されていましたが、全ての攻撃に適用されると理解しづらい為、3弾以前の文章に再度変更しました。
変更前の文章は直接攻撃の項目に追加しました。
数値が0のコストについて
追加内容
14-3e. コストとして求められた行動の数値が何らかの理由で0以下になった場合、コストを支払う際、それは行ったものと見なされます。
追加理由
カードの組み合わせにより[DR0]等のコストが発生し、それをどう扱うかの記載が無かったので、「支払った」と扱うように追記しました。
能力名の指定‘『』’について
変更前
14-1a-4a. テキストにおいて、能力名が‘『(名称)』’(二重カギ括弧)で名称を参照する場合、それは‘その名称を能力名に含む能力’を意味します。
14-2c. ある能力 A が二重カギ括弧で特定の能力名を含む能力 B を参照している場合(14-1a-4a)、能力 A はその能力 B のプレイや解決や効果においてのみ、すべての領域において有効です。
変更後
14-1a-4a. テキストにおいて‘『(文章)』’(二重カギ括弧)で文章を参照する場合、それは‘その文章を能力名やテキスト内に含む能力’を意味します。
14-2c. ある能力 A が二重カギ括弧で特定の能力名やテキストを含む能力 B を参照している場合(14-1a-4a)、能力 A はその能力 B のプレイや解決や効果においてのみ、すべての領域において有効です。
変更内容・理由
《特殊強化服 “月影”》のテキストに合わせる為、能力名とテキストを参照するように変更しました。
プレイしたカードをゲートに置くタイミングについて
変更前
14-4b. カードや能力は以下に従ってプレイします。
14-4b-1. プレイするのがカードである場合そのカードを、能力である場合その能力自身を擬似的なカードとして、ゲートに移動します。
14-4b-1a. そのカードやその能力を持っているカードがいずれかのプレイヤーに対して非公開である場合、そのカードを公開します。
14-4b-1b. ドライブゾーンまたは手札において何らかの継続効果が適用されているカードをプレイする場合、その継続効果はそのゲートに移動したカードにも同様に適用されます。
14-4b-1c. ドライブゾーンのカードを、それに関連したオーバードライブ能力がドライブゾーンまたはゲートにある間にプレイしようとする場合、それはプレイされません。
変更後
14-4b-9. プレイするのがカードである場合そのカードを、能力である場合その能力自
身を擬似的なカードとして、ゲートに移動します。
14-4b-9a. ドライブゾーンまたは手札において何らかの継続効果が適用されているカードをプレイする場合、その継続効果はそのゲートに移動したカードにも同様に適用されます。
14-4b-10. この時点でプレイのために必要な処理は終了し、このカードや能力はプレイされたものとみなされます。
変更内容
ゲートに置くタイミングをプレイの最初からコストを支払った後に変更しました。
それに伴い、コストの支払いに以下を追記しました。
14-3f. コストとしての行動を実際する際、テキストで指示されている場合を除き、この行動がテキストに記載されているカードを参照する事は出来ません。
変更理由
ゲートに置くタイミングが直感的ではなく、一部のカードに問題がある為
カード処理のQ&A例
Q.手札から《ソーンドラゴン メリヴァ》を通常召喚する際、必要なエナジーはいくつですか?
変更前
ゲートではレベル2として扱う為、2エナジーを支払います。
変更後
手札ではレベル-2として扱う為、0エナジーを支払います。
「与える」「失う」の適用タイミングについて
変更前
14-13a-3. カードタイプ、所属軍、属性を与えるまたは失う効果を適用します。
14-13a-4. 能力を与えるまたは失う効果を適用します。
変更後
14-13a-3. カードタイプ、所属軍、属性を与える効果を適用します。
14-13a-4. カードタイプ、所属軍、属性を失う効果を適用します。
14-13a-5. 能力を与える効果を適用します。
14-13a-6. 能力を失う効果を適用します。
変更内容・理由
「与える」と「失う」が同時に発生した場合に問題があった為、「与える」、「失う」の順に適用されるようにタイミングを分けました。
プレイできないについて
追加内容
15-37. プレイできない
15-37a. カードの能力や対象不適正等により、カードや能力がプレイできない事があります。そのような状況で‘プレイする’指示がある場合、‘プレイできない’が優先されます。
15-37b. ‘プレイできない’状況で‘プレイする’指示がある場合、そのテキストによって以下の処理が適用されます。
15-37b-1. ‘プレイしてもよい’等、プレイする事が任意の場合、‘プレイする’を選ぶ事はできず、
自動的に‘プレイしない’が選択されます。
15-37b-2. ‘プレイする’等、プレイしない事を選べない場合、それはプレイせず、そのカードや能力をゲートから取り除き、墓地に置きます。
15-37b-3. プレイするカードを選択する場合、カードを選択する際、プレイできないカードを選択する事は出来ません。
追加理由
プレイできないに関する記載が13-6d-2以外に無かった為
カード処理の例
例1
《ヒーロー参上》の「【CNT 】これをプレイしてもよい。」を実行する際、[DR2/ヒーロー]が支払えない場合、自動的に「プレイしない」が選択されます。
例2
イベントの「【CNT】これをプレイする」を実行する際、対象不適正等によりプレイできない場合、それはプレイせず、そのカウンター能力を持つカードをカウンターゾーンから所有者の墓地に置きます。
例3
相手のユニットがいない場合、《スペースキャプテン エド》の「銀河探索」で《ZAPZAPZAP!》を選ぶ事はできません。
例4
(数値)エナジーが支払えない場合、《シークレットガーデン》でレベル(数値)のユニットを選ぶ事はできません。
以前発表したルール変更・追加について
発表の通り以下を変更・追加しました。
「ソウルの移動」
「戦闘した」
【貫通】
【迎撃】
【2回攻撃】【3回攻撃】
【接死】
5弾のカードに関するルール変更・追加
S-19 シュリケン関する追加
装着できないについて
追加内容
16-24c. 自分の守備ゾーンが無い場合、【装着】はプレイ出来ません。
追加内容解説
守備ゾーンが無い場合、守備ゾーンに移動できない為、【装着】はプレイできません。
「【CNT】これを装着する」を実行する際、それはプレイせず、そのカウンター能力を持つカードをカウンターゾーンから所有者の墓地に置きます。
U-21 ユニオンに関する追加
セット権とセット回数について
4-3b. 各プレイヤーは‘セット権と’‘セット回数’という数値を持ちます。
4-3b-1.セット権とは、そのプレイヤーが自身のターン中に7-5によるカードのセットを行う回数の上限です。
4-3b-1a. ルーラーによりセット権の規定が無い場合、そのルーラーのセット権は無制限になります。
4-3b-1b. 自ターン中、自身のセット権は、ルーラーにより規定された回数になります。
4-3b-1c. 他のプレイヤーのターン中は、自身のセット権は無制限になります。
4-3b-2.プレイヤーは各ターンの開始時点で、自身のセット回数が 0 になります。
6-2a. ターンプレイヤーの召喚権とセット権が自身のルーラーにより規定される回数になり、非ターンプレイヤーの召喚権とセット権が無制限になります。各プレイヤーの召喚回数とセット回数は0になります。
7-5c. カードのセットを実行した後、このターンの自身のセット権を1減少し、セット回数を1増やします。
7-5d. ルーラーによってセット権が指定されていて、自身のセット権が0の場合、7-5によるカードのセットをする事は出来ません。
15-4. セットする
15-4a. ‘(カードを)セットする’指示がある場合、そのカードを自分のいずれかのセットゾーンに裏向きに置き、自身のセット回数を1増やします。
追加内容解説
セット権はメインフェイズの行動で、手札からカードをセットした場合に消費されます。
効果でセットした場合はセット権は消費しません。
セット権はセット回数との比較は行わないので、セット回数が2でもセット権が残っていればセットできます。
レベルオーバーエフェクトについて
追加内容
12-1b-2. 重複カードエフェクトやレベルオーバーエフェクトが同時に行われる場合、重複カードエフェクト、レベルオーバーエフェクトの順に実行します。
12-8. レベルオーバーエフェクト
12-8a. ルーラーによって場のユニットの合計レベルに上限が設定されている事があります。
12-8b. ルールエフェクト中、そのルーラーの場のユニットのレベルの合計が上限を越えている場合、そのルーラーの支配者は、自身の場のユニットから、最も後に場に出たユニット以外のレベル1以上のユニットを1 枚選び、所有者の墓地に置きます。
12-8b-1. 最も後に場に出たユニットが1体、または複数あり、そのユニットのみで合計レベルの上限を超えている場合、そのユニットを含むレベル1以上の自身のユニットを1枚選び、所有者の墓地に置きます。
12-8b-2. 12-8bと12-8b-1は、自身の場のユニットのレベルの合計が上限以下になるまで繰り返します。
カード処理の例
例1
自分のレベル1のユニットと同じ場所にレベル4のユニットを置いた場合、先に重複カードエフェクトによりレベル1のユニットを墓地に置きます。他にレベル1以上のユニットがいないならレベルオーバーエフェクトは行いません。
例2
自分のレベル0とレベル1のユニットがいて、空いてる場所にレベル4のユニットを置いた場合、レベルオーバーエフェクトによりレベル1のユニットを墓地に置きます。(レベル0のユニットを墓地に置くことはできません)
例3
自分のレベル2のユニットが2体いて、その上にレベル3のユニットを1体置いた場合、重複カードエフェクトによりレベル3の下のユニットを墓地に置き、レベルオーバーエフェクトにより、残ったレベル2のユニットを墓地に置きます。
例4
自分のレベル1のユニットが2体いて、空いてる場所にレベル5のユニットを置いた場合、レベルオーバーエフェクトにより「レベル1のユニットを墓地に置く」を2回行い、その後レベル5のユニットを墓地に置きます。
例5
自分のレベル2のユニットが2体いて《三毛猫・ケットシー》のレベルが2になった場合、レベルオーバーエフェクトにより最後に場に置かれたユニット以外を墓地に置きます。(《三毛猫・ケットシー》ではなく、レベル1以上の相手のユニットのコントロールを得た場合も同様)
「場に出た時」「墓地に置かれた時」の能力は重複カードエフェクト、レベルオーバーエフェクトの後にプレイします。
ゲッシュについて
変更・追加内容
3-7. ルーラーゾーン
3-7a. プレイヤーのルーラーとゲッシュを置く場所です。
3-7c. ルーラーゾーンにはルーラーカードとゲッシュのみ置くことができます。
3-7d. ゲーム中ルーラーゾーンのゲッシュはカードとして扱わず、参照されません。
5-2. デッキの構築
5-2a. 各プレイヤーは、自分のルーラーとデッキを準備します。
5-2b. ルーラーはちょうど1枚のみ準備します。
5-2b-1.5-2aで準備したルーラーに対応するゲッシュを1枚準備する事が出来ます。
5-2b-2.ゲッシュを準備した場合、ゲッシュの内容に従い、該当するルーラーのルール及びテキスト、ライフ・ATK・STKを変更・追加します。
5-2c. デッキは、ルーラーまたはゲッシュでないカードによって構成されたカードの束です。
5-3. ゲームの準備
5-3a. ゲームの開始前に、各プレイヤーは自分のルーラーをルーラーゾーンに置き、自分のデッキをデッキ置場に置いてシャッフルします。
5-3a-1.ゲッシュを使用する場合、ゲッシュを全てのプレイヤーに公開し、自分のルーラーの下に重ねて置きます。
追加内容解説
ゲッシュはデッキ構築の際に使用するかを選び、デッキの枚数には数えません。
ゲーム開始時、ゲッシュを全てのプレイヤーに公開してルーラーの下に置きます。
ゲーム中、ゲッシュはカードとして扱わず、全てのカードはゲッシュを参照出来ません。
ルーラーカードの移動について
追加内容
3-7e. ルーラーカードは場を離れません。
3-7e-1. 【装着】(16-24)以外の何らかの理由でルーラーカードを移動させる指示が
ある場合、それは行いません。
追加理由
《ジャイアント・インパクト》や今後のカードに対応する為、ルーラーは場を離れず、【装着】以外で移動しない事を追記しました。
セットカードのソウルについて
追加内容
3-10f. セットゾーンのカードはソウルを得る事は出来ません。
追加理由
《タカオニ》の「【CNT】これをソウルガードを持たないカードのソウルに入れる」でセットカードにソウルを入れられてしまう為。
【展開】について
追加内容
16-27. 展開
16-27a.展開は、この能力を持つカードを通常召喚する際、召喚権を使用しない常時能力です。
16-27b.‘【展開】’は‘このユニットを通常召喚する際、召喚権を支払わず通常召喚する。’を意味します。
追加内容解説
【展開】は常時能力なのでゲートに置かず、通常召喚の召喚権を参照する際に適用されます。
召喚権を使用しない為、召喚権が無い場合でも通常召喚する事ができます。
【コネクト】について
追加内容
16-28. コネクト
16-28a. コネクトは、この能力を持っているユニットを他のユニットのソウルに入れる起動能力です。
16-28b. ‘【コネクト】’は‘通常:これを【ソウルガード】を持たないユニットのソウルにいれてもよい。’を意味します。
追加内容解説
【コネクト】は起動能力なので、プレイする際、ゲートに置かれます。
「選び」と指定がない為、対象を選びません。
ソウルに入れるかは任意の為、【コネクト】を解決する際にソウルに入れるかを決定します。
敵味方の指定がない為、お互いのプレイヤーのユニットのソウルに入れられます。
【ソウルエンハンス】について
追加内容
16-29. ソウルエンハンス
16-29a. ソウルエンハンスは、この能力を持っているカードがユニットのソウルにある場合、そのユニットに能力を与える常時能力です。
16-29b. ソウルエンハンスは ‘【ソウルエンハンス】’または‘【ソウルエンハンス/条件〈属性〉】’と表記され、これは‘このカードをソウルに持つ条件〈属性〉ユニットは、以下の能力を得る。
・これは2枚以上ソウルを持っているなら【ソウルガード】を失う
・カード個別の能力
’を意味します。
16-29c. 【ソウルエンハンス】は、ユニットのソウルではない、または【条件〈属性〉】を満たしていない場合、有効ではありません。
追加内容解説
【ソウルエンハンス】は常時能力なのでゲートには置かず、ユニットのソウルにある間、常に適用されます。
【ソウルエンハンス】に条件が無い場合、ユニットのソウルにある時に有効になります。
【ソウルガード】を失う能力は常時能力になります。
【イグコレクト】について
追加内容
16-30. イグコレクト
16-30a. イグコレクトは、この能力を持っているユニットが攻撃で敵ユニットを破壊した時、そのユニットをソウルに入れる自動能力です。
16-30b. ‘【イグコレクト】’は‘これが攻撃して敵ユニットを破壊した時、破壊したユニットをこれのソウルに入れる。’を意味します。
追加内容解説
【イグコレクト】は自動能力の為、誘発条件を満たした場合必ずプレイします。
破壊したユニットが場に留まった場合、場からソウルに入れます。
破壊した敵ユニットの「破壊された時」「墓地に置かれた時」の能力等は【イグコレクト】の後にゲートに置きます。(自分ターン中の攻撃の場合)
主な変更は以上になります。
今後も必要であれば細かい修正を行って行きます。
その際はルール対応ツイッターアカウント等でお知らせさせて頂きます。
今回は対応が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。