総合ルール更新に伴ったルールの追加・変更について

2021年10月21日   進藤欣也

                   

ゲートルーラーの総合ルール対応の進藤です。

ここでは今回総合ルールを更新するにあたり、追加や変更になったルールを、変更分に関してはその理由も加えて解説していきます。よろしくお願いいたします。

ルールの変更点

以下はこれまでのルールを、第3弾の発売に当たって変更した部分の解説です。

《幻霧の守護竜 ミストクロック・ドラゴン》

【コスト軽減】これを手札からプレイする際、[君の墓地にあるOWLかドラゴンを4枚ゲームから除外する]事で、2コストでプレイしてもよい。

■「可能性の集約」 相手がイベントをプレイした時、または君のユニットが攻撃した時、デッキの上から1枚をこれのソウルに入れる。

■「可能性の結実【ターン1】」 これが攻撃した時、君のカードのソウルを2枚デッキの下に置いてもよい。そうしたらルーラーかユニット1体を選び、アクトする。

■君のルーラーに【貫通】を与える。

破壊に関するルールの変更、および一部カードの訂正

このゲームにおける理解が難しいルールの筆頭が「破壊する」処理に関するものです。このゲームでは当初から「破壊された後であっても、実際に墓地に行く前に対応して破壊を免れることができる」というルールがあり、それを実現するために、ゲート上に破壊処理を置くという手順を取っていました。しかし実際、これはいたずらにルールを複雑するだけでなく、破壊されるはずのカードに対して様々な対応を行うことで、当初の想定を超える複雑かつ望まざる状況が発生し、一部のカードはテキスト訂正を受ける事態にまでなりました。

これに対応するため、破壊に関するルールを大幅に見直し、簡略化することにしました。

具体的にはゲート上に破壊処理を置く現在のやり方をやめ、「破壊する」という処理が実行される時点でただちにそのカードを墓地に置くこととします。

ただし、このルール変更に関しては、現存のカードに1枚のみ問題のあるものが存在します。それが《そんなダメージは気のせいだ!》です。このカードは「ユニットがすでに負っているダメージを回復することによって、破壊を免れる」というコンセプトがあり、破壊ルールを変更する場合にこのカードの処理が無意味な物になってしまいます。ただ実際は、「受けたダメージをその後回復する」と「受けるダメージを軽減して受けなかったことにする」の間には実質的な差異はほとんど無く、回復を軽減にしてもルール上またはプレイ上に大きな違いは発生しません。

以上を踏まえ、《そんなダメージは気のせいだ!》の効果を「受けるダメージを軽減する」という通常のダメージ軽減カードに変更します。《そんなダメージは気のせいだ!》の変更後のテキストは以下のようになります。

《そんなダメージは気のせいだ!》

使用タイミング:セットして、味方ユニットにダメージが与えられる時に使える。

■ そのダメージのそのユニットの分を0にする。

これにより、以下のような裁定が行われます。一部はこれまでと変わりませんが、念のためここに記しておきます。

  • 《カミガカリ》《太陽系バックパッカー》《絶対爆発!宇宙ミミック》の各カードに対して行われていたテキスト訂正は取り消されます。これらのカードはカード表記のテキスト通りで機能するようになります。
  • 破壊されたカードを【ソウルガード】等で場に留まらせた場合でも、そのカードが「破壊された」事実は変わりません。そのユニットは「破壊されたが墓地に行かなかった」扱いとなります。そのため、そのカードが「破壊された」ことを条件とする自動能力は誘発します。
  • 「破壊された」カードは墓地に置かれますが、逆に場のカードを「墓地に置く」と明記している効果は「破壊する」ことではありません。

ダメージ軽減に関する変更

ダメージ軽減では今後に与えられるダメージとして「次のダメージ」を参照していますが、この時実際には「ゲート上で最も後に置かれた該当ダメージ」を参照していました。しかし、《パワーレイ・マキシマム》や《ヴルンツヴィークの断頭》等の一部カードにより、複数のダメージ実行処理が同時にゲートに置かれることがあり、その場合、ゲートシステムの都合上、先に置かれたダメージを軽減できないという問題がありました。

この問題に対応するため、ダメージ軽減のルールにおいて「次の」ダメージを参照する場合、それは「ゲート上にある(条件を満たす)任意のダメージ実行処理1つ」を参照することとします。ゲート上で最も上のダメージには限定されません。

これにより、以下のような状況が起こりえます。

  • どのダメージ実行処理のダメージ軽減を行うかは、そのダメージ軽減効果の解決時に、条件を満たすものの中から選択します。
  • 《方違え》は《パワーレイ・マキシマム》のダメージのうち、ユニットへのダメージ(8ダメージすべて)か、ルーラーへのダメージ(2ダメージすべて)かのどちらかを0にします。

新たなルール

以下は第3弾で新たに追加されたルールの解説です。

ダメージリバース(DR)

《戦錬のヴァベルシオン》

【コスト軽減】これを手札からプレイする際、[手札を1枚デッキの下に置く]事で、2コストでプレイしてもよい。

【直衛召喚】(即時:相手のターン中、これを通常召喚する。)

■「ゴンドゥル・フルバースト」 通常:[DR3]場の相手のカード1枚を選び、墓地に置く。

「ダメージリバース」は「ダメージゾーンの表向きのカードを指定枚数裏にする」処理です。これは通常は「DR(数値)」で表記され、その数値の枚数に等しい枚数のカードを裏返すことを意味します。

  • ダメージゾーンの表向きのカードの枚数が指定の枚数に不足する場合、そのダメージリバースは実行できません。
  • 「DR(数値)/(条件)」の形で表記されるダメージリバースは「ダメージゾーンの(条件)である表向きのカードを(数値)枚裏向きにする」を意味します。この条件は「「DR(数値)/(条件1)・(条件2)」のように中黒で分割した複数の条件になることがあります。この場合、これらの条件のうちいずれか1つ以上を満たすカードを裏向きにします。
  • ダメージゾーンで裏向きになっているカードは、そのカードに表記されている情報を持ちません。ただし、ダメージゾーンの各カードは、表向きか裏向きかに関係なくダメージゾーンのカード1枚として扱います。ダメージゾーンで裏向きになっているカードは、そのダメージゾーンが属するプレイヤーは内容を確認することができます。
  • ダメージを回復する場合、表向きか裏向きかに関係なく任意のカードを回復する(ダメージゾーンから墓地に置く)ことができます。
  • ダメージゾーンのカードをプレイしようとした場合、それが裏向きであるならプレイされません。これには「コストを支払わずに」プレイする場合を含みます。

【コスト軽減】能力

《気化爆弾》

使用タイミング:通常

【コスト軽減】これを手札からプレイする際、[手札を1枚デッキの下に置く]事で、1コストでプレイしてもよい。

■セットカードを全て破壊する。

【コスト軽減】は、カードを手札からプレイする際に、特定のコストを支払うことで、そのカードのレベル分のコストをより低いエナジーでプレイすることができるようになる能力です。

  • 【コスト軽減】内の処理は、実際に支払うためのエナジーの点数を決定する段階で処理することができます。この処理は任意で、常に実行せずに元のエナジーの点数をコストとすることが可能です。
  • ルーラーが《オーバーロード》の場合、【コスト軽減】の処理を実行することは可能ですが、その変更されたコストに関係なく(その結果が0になった場合を含み)1エナジーを支払う必要があります。

【直衛召喚】能力

《戦錬のヴァベルシオン》

【コスト軽減】これを手札からプレイする際、[手札を1枚デッキの下に置く]事で、2コストでプレイしてもよい。

【直衛召喚】(即時:相手のターン中、これを通常召喚する。)

■「ゴンドゥル・フルバースト」 通常:[DR3]場の相手のカード1枚を選び、墓地に置く。

【直衛召喚】は、ユニットを相手のターン中に即時タイミングで通常召喚することができるようになる能力です。

  • 相手のターン中であれば、任意の即時タイミングでのプレイが可能です。これには「相手の通常タイミングのプレイに対応して」や「相手の戦闘中に」や「相手のエンドフェイズ中に」等が含まれます。
  • あくまで通常召喚なので、そのユニットを通常召喚するために必要なコストや、そのコストを増減する効果はそのまま適用されます。ただし相手のターン中なので、召喚権は必要としません。

【接死】能力

《ブラックナイト・ゴドデイン》

【TD】君の墓地からレベル1以下の“ブラックナイト”1体を選び、特殊召喚する。

■君の“ブラックナイト”は【接死】を得る。(【接死】を持つユニットに戦闘ダメージを与えられたユニットは、戦闘終了時に破壊される。)

【接死】は、戦闘ダメージを与えた相手を破壊する自動能力です。

  • 1点以上の戦闘ダメージを与えた場合に誘発します。ダメージがすべて軽減された場合は誘発しません。
  • ユニットに対する戦闘ダメージであれば誘発します。これには【迎撃】や【反撃】といった、戦闘ダメージとして扱うダメージが含まれます。
  • 戦闘ダメージ以外では誘発しません。攻撃により誘発する自動能力のダメージ(《主力機甲兵 ヴィクター》の「スイープショット」等)は、戦闘中に攻撃により発生するダメージですが、あくまで効果ダメージであるため、【接死】は誘発しません。
  • この自動能力は戦闘終了時に誘発します(カードの注釈文には「ダメージステップ終了時」となっていますが誤りです)。

【3回攻撃】能力

《たたり鬼》

【オープンカード】

【3回攻撃】

■これは中央ラインしか攻撃できない。

■君の手札が1枚以上あるなら、このユニットは【3回攻撃】を失う。

■これが墓地に置かれる時、代わりにゲームから除外する。

【2回攻撃】の3回攻撃できるバージョンです。基本的には【2回攻撃】と同じ処理をします。

  • 1回目の攻撃後の戦闘終了時と、2回目の攻撃後の戦闘終了時にアクトします。
  • 【2回攻撃】と同様に、このユニットのルーラーへの攻撃で出た【CNT】によりこのユニットがレストされても、このユニットがアクトするのは戦闘終了時でそれよりも後なので、攻撃回数が上限でなければアクトします。

二重カギ括弧(『』)による能力表記

《牛鬼 天魁》

■ 『百鬼夜行』では、これをレベル0として扱う。

二重かぎ括弧(『』)は、テキスト内で能力名または能力名の一部を参照するために使用します。例えばテキスト内に『百鬼夜行』とある場合、これは「能力名に‘百鬼夜行’を含む能力」を意味します。

  • ある能力Aが二重カギ括弧で特定の能力名を含む能力Bを参照している場合、能力Aはその能力Bのプレイや解決や効果においてのみ、すべての領域において有効です。例えば上記の《牛鬼 天魁》の能力は、‘百鬼夜行’を含む能力名の能力プレイまたは解決において、デッキやドライブゾーン等のすべての領域において有効です。

即時タイミングでの通常召喚

A7 チェシャ猫

■このユニットは即時タイミングで通常召喚できる。

【TD】味方ユニット1体を選び、ターン終了時までHP+1する。

■「猫のない笑い【ターン1】」 通常:これを手札に戻す。

注:「即時:これを通常召喚する。」というテキストは、すべて「このユニットは即時タイミングで通常召喚できる。」に訂正されます。

一部ユニットは、通常召喚を通常タイミングではなく即時タイミングで実行できます。

  • あくまで通常召喚なのでコストや召喚権は必要です。ただし相手ターン中に通常召喚する場合、召喚権は必要としません。
  • ドライブゾーンからも即時タイミングで通常召喚が可能です。ただしメインフェイズ終了後にドライブゾーンのカードが墓地に行くことは変わりません。
  • このようなユニットをドライブゾーンから即時タイミングで通常召喚する場合、そのユニットが【OD】を持っている場合は、それを使用しないことを選択するか、プレイされた後に(解決か打ち消しで)ゲートから取り除かれるまでは通常召喚できません。
  • 何らかの理由でこのようなカードを手札やドライブゾーン以外からプレイできるような効果が適用されている場合、それを即時タイミングでプレイできます。

手札からプレイできるイベント

《ヴルンツヴィークの断頭》

使用タイミング:即時

■このイベントは手札からもプレイできる。

■敵ユニット1体を選び、2ダメージを与える。その後、そのユニットに2ダメージを与える。

使用タイミングが通常でないイベントは、本来であればセットゾーンからのみプレイができますが、一部手札から直接プレイできるイベントカードがあります。

  • これはあくまでカードのプレイなので、コストは支払う必要があります。

「攻撃する際」

《D‐4 ドレッドノート》

【ゲームの準備】特になし。(手札0枚、エナジー0枚。)

【君のターン開始時】1ドライブする。

【ルール】君はカードのコストを常に支払ったものとする。君の手札は存在しない。

■このルーラーが攻撃する際、君は1ドライブする。

「攻撃する際」の能力は、「攻撃したとき」の自動能力がすべてプレイされた後、直接ゲートに置かれます。そのため、他の「攻撃したとき」の自動能力よりも先に解決されます。

  • この能力はプレイされず、ルールにより直接ゲートに置かれます。
  • この能力に対応して、さらに他のカードや能力をプレイすることが可能です。

対象選択表記の拡張

宇宙ドッペルゲンガー

【OD】レベル2以下の敵ユニット1体を選ぶ。選んだユニットが場にある限り、これのATKとHPは選んだユニットの元々の数値と同じになる。

《彼岸花の李狐狸》

【創生召喚】通常:これと、味方の怪異か魔術師のユニット1体以上を素材にしてデッキの下に置く。そうしたら東妖かウォルナーの、神か魔王かドラゴンを1体デッキから特殊召喚してもよい。

■「救荒」 君のメインフェイズにこれが手札から捨てられた時、これを特殊召喚してもよい。そうしたら君は1ダメージ受ける。

■これが場から墓地に置かれた時、相手に場の自身のカードか手札1枚を選ばせる。それを墓地に置く。

これまではカードや能力の対象は「選び、」という統一した表記でプレイ時に選択することを示していましたが、今後はこれが「選ぶ」「選ばせる」等の表記になる場合があります。

  • これらの表記はすべて対象選択なので、プレイ時に選択します。
  • 同じ「選ぶ」等の表記を使う場合でも、デッキのカードや手札のカードに対して使用される場合は対象選択ではありません。

カード個別のルール

注1:赤字はカードテキストの訂正です。

注2:特に【CNT】能力に関するルール解説が不要なカードに関しては、【CNT】能力の表記は省略しています。

《D‐4 ドレッドノート》

■このルーラーが攻撃する際、君は1ドライブする。”

  • 1つ目の能力について「攻撃する際」の項目を参照してください。
  • ドライブしたカードがユニットである場合、それを攻撃ゾーンに通常召喚して、さらに攻撃させることが可能です。

《O‐15 オーバーロード》

■君がカードをプレイする際、そのコストで支払うエナジーは常に1になる。

■君のエナジーは、【君のターン開始時】でしかアクトできない。

■君は相手のターンにイベントをプレイできない。ただし、【オープンカード】や【CNT】での使用は可能。

  • カードのプレイのために支払うエナジーをすべて計算した後、そのエナジーの点数ではなく1エナジーを支払います。【コスト軽減】能力や《カンヘル》等の能力が適用される場合、それらの適用後に支払うエナジーが1エナジーになるため、これらの能力は実質的に意味を持ちません。
  • 支払うエナジーの点数が0の場合でも1エナジーを支払います。
  • 《オーバーロード》の「1エナジー支払う」はコストの一部のため、カードを「コストを支払わずに」プレイする場合、この1エナジーも支払いません。
  • 相手のターン中、イベントカードは【オープンカード】や【CNT】によるものを除きプレイできませんが、イベントカードが持つ能力(《絶対爆発!宇宙ミミック》の「破壊されたとき」の能力等)はプレイできます。

《T‐20 トリックスター》

■このルーラーが攻撃する際、君は1ダメージを受ける。

■君が2以上の戦闘ダメージを受けた時、戦闘終了時に手札から【CNT】を持つレベル2以下のカードを1枚捨ててもよい。そうしたら、それの【CNT】を使う。

■君の墓地から【CNT】を持つカードがデッキに戻る時、代わりにそれをゲームから除外する。

  • 1つ目の能力について「攻撃する際」の項目を参照してください。
  • 2つ目の能力は、自分のルーラーが戦闘ダメージを受けたときに発生する遅発誘発能力で、戦闘終了時に処理されます。したがって、この能力は戦闘ダメージに関する処理が終わった後で解決されます。どのカードを捨てるかは能力の解決時に決めます。
  • 【貫通】によるトリックスターへのダメージは戦闘ダメージなので、そのダメージが2以上なら2つ目の能力は誘発します。
  • 【深淵召喚】の【アビスシンフォニア】で、墓地からデッキの下に送ったカードの中に【CNT】を持つカードがある場合、それはトリックスターの置換効果で除外されますが、送ったカードの枚数に含まれます。

《五大竜王 千刃皇ヴァン・レイン》

【TD】君のデッキの上から1枚をこれのソウルに入れる。

【2回攻撃】【ソウルガード】

■これを通常召喚する際、召喚権を2使う。

■これは守備ゾーンに置けない。

  • 召喚権を必要とするルーラーでは、このカードは召喚権が2残っていなければ通常召喚できません。プレイ時に召喚権が2つ消費されます。

《ブラックナイト・ヴァメル》

■「空間湾曲」 即時:[DR2](ダメージリバース。君のダメージゾーンのカード2枚を裏返す。)これを手札から捨て、君が次に受けるダメージを2軽減する。

  • これはこのカードが手札にあるときに起動できる起動能力です。プレイ時にこのカードを公開し、解決まで公開したままにしておきます。
  • 何らかの理由でこの能力の解決時にこのカードが手札に無い場合、このカードを捨てることはできませんが、ダメージは軽減できます。

《デメルトリア(精神破壊魔法)》

使用タイミング:即時

■相手のユニットの能力1つを選び、その能力を打ち消す。その後、そのユニットは全ての能力を次のターン開始時まで失う。

  • 「ユニットの能力」は場にある(またはあった)ユニットの能力に限ります。それ以外の領域からプレイされた種別がユニットであるカードの能力は打ち消せません。そのため、ドライブゾーンからプレイされる【OD】は打ち消せません。
  • ユニットのプレイされた自動能力も打ち消すことができます。これには【TD】が含まれます。
  • 打ち消すことができるのはゲート上にある能力だけです。ゲートに置かれない常時能力は打ち消せません。
  • そのユニットの能力が複数ゲート上にある場合、打ち消せるのは1つだけです。すでにプレイされた残りの能力は(ユニット本体がその能力を失ったとしても)そのまま解決されます。

《レイン・オブ・ティアー》

使用タイミング:通常

相手は自身の手札を2枚捨てる。

■通常:[1エナジーを支払い、これを手札から捨てる]1枚引く。

  • 相手の手札はプレイ時には選びません。相手は解決時にカードを選択して捨てます。

《魔竜の神殿》

■これは、君のフィールドゾーンの“魔竜の神殿”の枚数によって以下の効果を得る。

  • 1枚以上:君の墓地のカードは相手の効果を受けない。
  • 2枚以上:君の墓地の【CNT】を持たないカードは闇を持つ。
  • 3枚以上「贄となれ【ターン1】」 通常:手札を1枚捨て、1枚引く。
  • 4枚以上:君の墓地のユニットは「【アビスシンフォニア】条件:君の墓地から闇のカードを3枚ゲームから除外する。」を得る。
  • 2枚以上ある場合、その枚数以下の効果をすべて持ちます。
  • 2枚以上ある場合、各《魔竜の神殿》が指定の効果を持ちます。ただし実質的にそれが意味を持つことはありません。「贄となれ」も能力名に【ターン1】がついているため、同名の能力は全体でターン中1回しかプレイできません。

《悪魔少女カラベラ》

【オープンカード】(通常召喚された場合、召喚権を支払う。)

■「アンタに爆弾【ゲーム1】」 これがオープンされて場に出た時、相手に2ダメージを与える。

■「アンタにも爆弾【ゲーム1】」 これがオープンされて場に出た時、君は2ダメージを受ける。

  • 「オープンされて場に出た」とは「このカードが【オープンカード】の効果によってプレイされ、解決されて場に出た」を意味します。
  • 「アンタに爆弾」と「アンタにも爆弾」はどちらも同じ誘発条件を持つため同時に誘発し、プレイする順を選ぶことができ、その逆順で解決されます。
  • 「可能性の集約」は《幻霧の守護竜 ミストクロック・ドラゴン》自身の攻撃時にも誘発します。
  • 「可能性の結実」は《幻霧の守護竜 ミストクロック・ドラゴン》を選べます。
  • 《幻霧の守護竜 ミストクロック・ドラゴン》の攻撃時、ソウルの枚数に関係なく「可能性の集約」と「可能性の結実」が誘発します。ソウルが1枚の状態で《幻霧の守護竜 ミストクロック・ドラゴン》が攻撃して「可能性の結実」→「可能性の集約」の順にプレイし、「可能性の集約」を先に解決することでソウルが2枚になった場合、「可能性の結実」でその2枚になったソウルをデッキの下に置くことができます。
  • 「可能性の結実」は【ターン1】を持つ自動能力のため、各ターンのこのカードの最初の攻撃で常に誘発してプレイされ、それ以降はそのターン中条件を満たしても誘発しません。その際にソウルをデッキの下に置かず、何らかの理由でこのターンにこのカードが再度アクトして攻撃したとしても、このターンに再び「可能性の結実」が誘発することはありません。

《ルシファー・ザ・ライトブリンガー》

【コスト軽減】これを手札からプレイする際、[手札を1枚デッキの下に置く]事で、2コストでプレイしてもよい。

【直衛召喚】【強化】OWLまたはレギンレイヴ 【ソウルガード】

■これが場に出た時、全てのユニットに5ダメージを与える。このダメージは軽減されない。

■即時:[DR2]【ターン1】君のエナジー1枚を選び、アクトする。

  • 「ダメージは軽減されない」とは、そのダメージのダメージ実行処理のダメージの点数を減らすなんらかの処理を行おうとした場合に、その処理が行われないことを意味します。これには「0にする」「1にする」等の特定点数に減らす効果が含まれます。

《A7 チェシャ猫》

■このユニットは即時タイミングで通常召喚できる。

【TD】味方ユニット1体を選び、ターン終了時までHP+1する。

■「猫のない笑い【ターン1】」 通常:これを手札に戻す。

  • 「即時タイミングでの通常召喚」を参照してください。

《A7 マダム・ダッチェス》

【TD】「浸砕拳」 相手に1ダメージを与える。

■「轟撃波」 通常:[DR3]味方ユニット1体を選ぶ。このターン、それが相手にはじめて戦闘ダメージを与えるまで、STK+1する。

  • 「轟撃波」の解決時点で、対象のユニットがこのターンにすでに相手ルーラーに戦闘ダメージを与えている場合、この効果は適用されることなく期限を終了します。

《ゾンビスラッガー》

【TD】【OD】「フルスイング」 敵ユニット1体を選び、2ダメージを与える。

■「ピンチヒッター」 このユニットは即時タイミングで通常召喚できる。

■これは守備ゾーンに置けない。

  • 「即時タイミングでの通常召喚」を参照してください。

《ヘルダイバー ホワイトナイト》

■「航空偵察」 通常:[DR3/ワイルドフォース]君は相手の手札を見て、その中から1枚捨てさせる。

  • 相手の手札はプレイ時には選びません。あなたは解決時にカードを選択して捨てさせます。

《ヴルンツヴィークの断頭》

使用タイミング:即時

■このイベントは手札からもプレイできる。

■敵ユニット1体を選び、2ダメージを与える。その後、そのユニットに2ダメージを与える。”

  • このカードの解決時、ゲート上にダメージ実行処理が2つ置かれ、それぞれが別々に解決されます。
  • 【ソウルガード】を持つHPが2以下のユニットがこの対象となった場合、生き残らせるためには通常は(2回破壊されることになるため)ソウルを2枚墓地に置く必要があります。

《覚醒者の怒り》

使用タイミング:即時

■味方ユニット1体が受ける効果ダメージを0にする。その後、敵ユニット1体を選び、2ダメージを与える。

  • 対象としているのは敵ユニットだけであるため、味方ユニットに対する効果ダメージが無い状態でもプレイできます。
  • 敵ユニットがいない場合、対象選択ができないためプレイできません。したがって、敵ユニットがいない場合にダメージ軽減だけを適用することはできません。

《パルジファル》

使用タイミング:即時

■このイベントは手札からもプレイできる。

■味方ユニット1体を選ぶ。そのユニットはターン終了時まで、ダメージ以外では破壊されない。(【接死】などの、能力や効果では破壊されない。)

  • 効果を適用されたユニットは、負っているダメージがHP以上になった場合のみ破壊されます。他の効果の「破壊する」という処理では破壊されません。
  • 効果が適用されているユニットを、《太陽系バックパッカー》等のコストで「破壊する」ことはできません。

《たたり鬼》

【オープンカード】

【3回攻撃】

■これは中央ラインしか攻撃できない。

■君の手札が1枚以上あるなら、このユニットは【3回攻撃】を失う。

■これがいずれかの領域から墓地に置かれる時、代わりにゲームから除外する。

  • このカードが墓地に置かれる場合、それがその前にどの領域にある場合でも除外されます。

《竜型決戦兵器 “伏雷”》

【コスト軽減】これをプレイする際、[DR4/ミリタリー]する事で、2コストでプレイしてもよい。

【反撃】

■「移動要塞【ターン1】」 これが攻撃した時、以下のどちらかを行ってもよい。

○手札からレベル1以下のミリタリーを1体特殊召喚する。

○場のレベル1以下のミリタリーを1体アクトする。

■君のミリタリーをSTK+1する。

  • 「移動要塞」は、いずれか一方を選択してプレイします。
  • 「移動要塞」の効果は、どちらも対象を選択していません。そのため、特殊召喚するユニットやアクトするユニットは効果の解決時に選びます。

《神野悪五郎》

■『百鬼夜行』では、これをレベル0として扱う。

■これは守備ゾーンに置けない。

■「魔道蓮華」 通常:[君の墓地から怪異を1枚除外する]敵ユニット1体を選び、1ダメージを与える。

■「妖魔の頭目」 これが場から離れる際、[DR3/怪異]してもよい。そうしたらこれは場に留まる。

  • 「場に留まる」とは、【ソウルガード】と同様に「場から移動せず、負っているダメージを0にし、期限を限定した継続効果の適用を終える」ことを意味します。そのため、ダメージで破壊される際に「妖魔の頭目」の効果を適用したら、負っているダメージは0になります。

《彼岸花の李狐狸》

【創生召喚】通常:これと、味方の怪異か魔術師のユニット1体以上を素材にしてデッキの下に置く。そうしたら東妖かウォルナーの、神か魔王かドラゴンを1体デッキから特殊召喚してもよい。

■「救荒」 君のメインフェイズにこれが手札から捨てられた時、これを特殊召喚してもよい。そうしたら君は1ダメージ受ける。

■これが場から墓地に置かれた時、相手は場の自身のカードか手札を1枚墓地に置く。

  • 場から墓地に置かれたときの能力は、相手の手札や場のカードを対象に選びません。これらは解決時に相手が選択します。
  • 場から墓地に置かれたときの能力は場のカードを対象に選んでいないため、《金鱗の聖剣士》等の「相手の能力で選ばれない」効果は意味を持ちません。そのため、例えば相手に手札がなく場のカードが《金鱗の聖剣士》のみの場合、相手はそのカードを墓地に置く義務があります。

《陰陽師 絶夜》

■相手は特殊召喚できない。

■即時:[DR3]【OD】か【TD】1つを選び、その能力を打ち消す。

  • 何らかの理由でゲート上に複数の【OD】や【TD】があっても、打ち消せるのは1つだけです。
  • 打ち消す能力は、この能力のプレイ時に選択する義務があります。

《陸戦拡張兵装 “熊羆”》

【OD】君のデッキからレベル2以下のタクティクスかテクノロジーのイベント1枚を選び、セットする。

【貫通】

  • 【OD】により選んだカードは、それがタクティクスかテクノロジーであることを示すため、公開する必要があります。

《オオムカデの赤城》

【待機】(【待機】を持つユニットは、セットする事ができる。)

■これはセットゾーンから通常召喚する事ができる。

■「お代を頂きやす」 相手がレベル1以上のイベントをプレイした時、これをセットゾーンから特殊召喚してもよい。そうしたら相手のセットカード1枚を選び、破壊する。

  • 相手がレベル1以上のイベントをプレイした時点で「お代を頂きやす」をプレイしたい場合、セットゾーンのこのカードを公開して自動能力を誘発させてプレイします。その時点で公開しない場合は誘発させなかったことになり、再び相手がレベル1以上のイベントをプレイするまでこの能力をプレイできません。
  • 「お題を頂きやす」で破壊するセットカードは、この自動能力をプレイした時点で選びます。
  • 「お題を頂きやす」をプレイした後、解決時に特殊召喚させないことを選べます。その場合、選んだカードは破壊されず、このカードはセットゾーンで再び裏に戻ります。
  • セットゾーンからレベル1以上のイベントカードがプレイされたとき、そのカード自体はすでにゲートに置かれているため、「お代を頂きやす」でそのカード自身を破壊することはできません。

《蛇神転生》

使用タイミング:通常

■君のデッキの上から1枚を墓地に置く。その後、君の墓地から怪異を1体特殊召喚し、味方ユニットを1体墓地に置く。そうしたら相手は場の自身のカードを1枚墓地に置く。

  • 特殊召喚する怪異や相手が墓地に置くカードは、効果の解決まで選択しません。そのため、この効果の解決時にデッキの上から置いたカードが怪異であれば、それを特殊召喚できます。
  • この効果は場のカードを対象に選んでいないため、《金鱗の聖剣士》等の「相手の能力で選ばれない」効果は意味を持ちません。そのため、相手の場のカードが《金鱗の聖剣士》のみの場合、相手はそのカードを墓地に置く義務があります。

《鎌鼬のサブロー》

■【ターン1】君がダメージを受けた時、これをアクトする。

■「伸るか反るかだ。【ターン1】」 通常:各プレイヤーは自身がコントロールしていないカード1枚を選ぶ。その後、ジャンケンで決着をつける。勝ったプレイヤーは場の自身のカードを1枚墓地に置いてもよい。そうしたら、自身が選んだカードを墓地に置く。

  • 「伸るか反るかだ。」で勝ったとき墓地に置くつもりの相手のカードは、能力のプレイ時に選びます。
  • 「伸るか反るかだ。」で勝ったとき墓地に置く自身のカードは、効果の解決中、ジャンケンで勝ったときに選択します。

《塗り壁》

【OD】「塗り壁プレス」 相手のダメージゾーンのカード1枚を選び、裏返す。その後、自分のダメージゾーンのカードを1枚表向きにする。

■「とおせんぼ」 敵ユニットは【警戒】を失う。

  • 「カードを裏返す」とは「表向きのカードを裏にする」という意味です。選んだカードがすでに裏向きだった場合、何もしません。

《妖怪外教》

使用タイミング:通常

■場の味方ユニット1体を選び、そのユニットのレベル以下のレベルの敵ユニット1体を選ぶ。選んだ味方ユニットを墓地に置き、その後、選んだ敵ユニットを破壊する。

  • 両方のユニットはプレイ時に選ぶ義務があります。
  • 何らかの理由で選んだ味方ユニットが墓地に置かれなかった場合でも、選んだ敵ユニットは破壊されます。

《タキオン・ターボ・BBA》

■「速さが足りないね!」 即時:相手ルーラーか敵ユニットがこのユニットを攻撃した時、君の空いている攻撃ゾーンか守備ゾーンにこれを置きなおしてもよい。

  • 「速さが足りないね!」はいつでもプレイできます。
  • 「速さが足りないね!」の解決時、このユニットが攻撃されている場合のみ、このユニットを置きなおします。自分の他のユニットやルーラーが攻撃されている場合には適用されません。

《スペースライダー 宇宙デュラハン》

【強化】ピポバースかフューチャーメン(これを場に出す際、君のピポバースかフューチャーメンのユニット1体を選び、これのソウルに入れてもよい。)

■【強化】したこれが場に出た時、デッキの上から1枚を見る。それがレベル1以下のピポバースかフューチャーメンなら、ドライブしてもよい。ドライブしないならデッキの下に置く。

■これにソウルがあるなら、これのSTK+1する。

  • 「【強化】したこれ」とは、「【強化】の効果により関連付けたソウルを持っている状態のこのカード」を意味します。

《アドリアーノ対ブラックメン》

使用タイミング:通常

■フューチャーメンかピポバースを宣言し、デッキの上から4枚を見る。その中からレベルの合計が2以下になるように宣言した属性のユニット2体までを選び、特殊召喚してもよい。残ったカードをデッキの下に置く。その後、そのユニットの【OD】と【TD】を使う。

  • 選んだ2体のユニットが両方とも【OD】や【TD】を持つ場合、任意の順でプレイできます。
  • 1つの能力が【OD】と【TD】の両方である場合、その能力は1回のみプレイされます。

《奇怪マシーン ブラックアントラー》

■「ブラックホール結界」 これが敵ユニットに攻撃された時、そのレベル1以下のユニット1体を選ぶ。それをダメージステップ開始時に破壊する。

■「リープ航法【ターン1】」 君がダメージを受けた時、君の空いている攻撃ゾーンか守備ゾーンにこれを置き直してもよい。

  • 「ブラックホール結界」により破壊されたユニットは、戦闘ダメージを与える前に破壊されます。
  • 《マクスウェルの悪魔》(「君のカードや能力で場の敵ユニットを選ぶ際、そのレベルを-1したものとして扱ってもよい。」)がある状態では、レベル2以下のユニットを選ぶことができます。
  • ユニットを「置きなおす」場合に、そのユニットを攻撃ゾーンに置きなおした場合、それはアクト状態で置かれます。

《ミノタウロスの戦士 サーロイン》

■これがダメージゾーン以外から場に出た時、君のダメージゾーンにある“ミノタウロスの戦士 カタロース”1体を選び、特殊召喚する。

■「ステーキにして食ってやる!」 場に君の“ミノタウロスの戦士”が3種類以上あれば、これのSTK+1する。

《ミノタウロスの戦士 カタロース》

■これがダメージゾーン以外から場に出た時、君のダメージゾーンにある“ミノタウロスの戦士 バラニク”1体を選び、特殊召喚する。

■「プルドビーフにして食ってやろう!」 君のアタックフェイズ開始時:[これをレストする]守備ゾーンの敵ユニット1体を選び、破壊する。

  • 「(領域)から場に出る」には「(領域)からプレイされて場に出る」を含みます。そのため、例えば《シュレディンガーの猫》でダメージゾーンの《ミノタウロスの戦士 サーロイン》をプレイして場に出た場合、それは「ダメージゾーンから場に出た」とみなされ、自動能力は誘発しません。

《奇怪マシーン ねじ込みドリル戦艦》

【貫通】

■「必殺のねじ込み大爆発」 これが相手にダメージを与えた時、相手とジャンケンで決着をつける。君が勝ったらこれを破壊し、相手に2ダメージを与える。

  • 「必殺のねじ込み大爆発」によるダメージは、その誘発条件となったダメージに追加して与えます。ダメージの解決は「必殺のねじ込み大爆発」のダメージが先になります。
  • 「必殺のねじ込み大爆発」でジャンケンで勝った際に、このユニットの破壊が【ソウルガード】等で回避されたら、相手に2ダメージを与えた時点でこのユニットの「必殺のねじ込み大爆発」が有効なので、この能力が再び誘発します。

《宇宙ドッペルゲンガー》

【OD】レベル2以下の敵ユニット1体を選ぶ。選んだユニットが場にある限り、これのATKとHPは選んだユニットの元々の数値と同じになる。

  • この効果は他の数値の修正と同様に、効果が適用された順に従って適用されます。例えば、《殺戮者の森》が出ている状態でこのユニットを場に出し、ATKとHPが2のユニットを選んだ場合、《殺戮者の森》が先に出ていたためにその効果が先に適用され、その後に《宇宙ドッペルゲンガー》の【OD】が適用されるため、結果として《宇宙ドッペルゲンガー》のATKとHPは2になります。
  • 逆に《宇宙ドッペルゲンガー》がATKとHPが2のユニットを選んで先に出ている状態で《殺戮者の森》を出した場合、《殺戮者の森》の効果が後から適用になるため、ATKとHPは3になります。

《異形竜 ダムドメギド》

【CNT】 「可能性の否定」 以下のどちらかを行い、その後、これを除外する。

○ 相手は自身の手札を2枚捨てる。

○ 場の相手のカード1枚を選び、破壊する。

■これが場に出た時、君の墓地から侵略次元のカード2枚までを選び、これのソウルに入れる。

■「運命腐敗」 通常:[これのソウルを1枚デッキの下に置く]ターン終了時まで、これが相手に与えたダメージでは【CNT】できない。

■「可能性歪曲」 相手がレベル1以下のイベントをプレイした時、これのソウルを1枚デッキの下に置いてもよい。そうしたらそのイベントを打ち消す。

  • 「可能性の否定」では、選択肢のどちらかを行った後、このカードをカウンターゾーンから除外します。
  • 「可能性の否定」では、相手の場にカードが無い場合、常に「相手は自身の手札を2枚捨てる」を選択することになります。その相手が手札が無いルーラーの場合は単にその部分は何もせず、このカードをカウンターゾーンから除外します。
  • 「可能性の否定」の1つ目の選択肢は、相手の手札を対象に選びません。これらは解決時に相手が選択します。

《黒き無貌 ナイアルラトホテプ》

【CNT】君のカードからソウルを2枚デッキの下に置いてもよい。そうしたら君の手札から破滅の使者を1体特殊召喚する。

【コスト軽減】これをプレイする際、[手札を1枚裏向きにして、君のユニットかフィールドのソウルに入れる]事で、2コストでプレイしてもよい。

■「這い寄る混沌」 通常:[君のカードのソウルを1枚デッキの下に置き、DR1/侵略次元]相手のセットカード1枚を選び、破壊する。

■「旧支配者の使者」 即時:[DR2]デッキの上から1枚を裏向きのまま、君の侵略次元のソウルに入れる。

 

  • 【CNT】で特殊召喚する破滅の使者は、効果の解決時に選択します。

《ティンダロスの猟犬》

■このユニットは即時タイミングで攻撃ゾーンに通常召喚できる。

【TD】「喰らう者共」 レベル1以下の敵ユニット1体を選び、これのソウルに入れる。これが場から離れる時、相手はそのユニットのコントロールを得る。

■君が手札から破滅の使者をプレイする際、これを墓地から除外してもよい。そうしたらそのコストで支払うエナジーは1少なくなる。

  • 「即時タイミングでの通常召喚」を参照してください。
  • このユニットを即時タイミングで通常召喚する場合、攻撃ゾーンにのみ通常召喚できます。通常タイミングで通常召喚する場合は、守備ゾーンに通常召喚することが可能です。

《置き換え》

使用タイミング:通常

■君の墓地から【CNT】を持たない侵略次元3枚までを選び、君の【ソウルガード】を持たない侵略次元1枚のソウルに裏向きにして入れる。

  • 選んだカードを複数の侵略次元のソウルに分割する事はできません。

《夢見鳥》

【OD】デッキの上から1枚見る。それがレベル2以下のカードならドライブしてもよい。ドライブしないならデッキの下に置く。

  • 見たカードがレベル2以下のセットできるカードの場合でも、そのカードはレベル2であることを示すために公開する必要があります。

ルーラーデータのアップデート

第3弾の発売にあたり、現状のルーラー間の強弱の不均衡を正す目的で、ルーラーの情報の修正を行いました。我々はこれにより様々なルーラーを大会で見ることができるようになることを望んでいます。

今後も定期的に大会の情報等を監視し、必要に応じて評価が著しく低いルーラーの強化を行ったり、逆に、評価が著しく高いルーラーがいる場合にその情報の弱体化を行ったりする可能性があります。ご理解いただければ幸いです。

この点に関するご意見等がございましたら、「ゲートルーラー公式サイト」のお問い合わせのページより、弊社までお寄せいただければと思います。

第3弾のテキストに関するお詫び

最後になりますが、第3弾のカードのテキストには、総合ルールの観点から適切でないカードが多く存在します。大変申し訳ありません。これは第3弾のカードテキストの製作責任者が、進藤を含むカードテキストの適正性を確認するスタッフの目を通すこと無くカードのデータを提出してしまったことによるもので、これは適切な手順ではありませんでした。結果としてお客様に対し、最適な商品を提供することができなくなり、ルールマネージメントを職とする者として大変申し訳なく思います。

第3弾のカードにおいては、上記の赤字の入ったカードに対し訂正が行われます。枚数が多数に渡りますが、これは可能なかぎりテストプレイを行った想定をルール的に維持すると共に、カードに表記されている内容を大きく変更しないことを目的とし、その上でルール上適正になるようにテキストを修正したものです。お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご理解をいただければと思います。

今後に関しましては、製作担当とより密接にルールマネージメントを行うことを目的として定期的にチェックを行う環境を整え、より適切なテキストをお届けしていきたいと考えております。

プレイヤーの皆様には、変わらぬご愛顧をいただければ、幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

今回の新弾ルール解説は以上になります。何かルール上の不明な点がありましたら、お気軽にフォームでお問い合わせください。

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