キャラクターコラム1(鬼ノ宮コウガ/鬼垣コウメイ)

第4弾で「キャラクタールーラー」として収録された、各キャラクターの設定をご紹介致します。

鬼ノ宮コウガ。(きのみやこうが)
豪放磊落、竹を割ったような性格の快男児。
東妖軍大尉にしてゲートルーラー能力の熟達者。彼の率いる隊は100名に満たないが、数少ないゲートルーラーを5名も有する最強の部隊として知られている。

ゲートルーラーとしては「怪異」を用いたセンチュリオン戦術、または通常の安定したアプレンティスグッドスタッフ戦術を得意とするが、切り札として「鬼The島」という軍団を隠し持っているという。
その正体は約1500年前、鬼(隠)と呼ばれた「まつろわぬものたち」(大和朝廷に恭順しなかった各地の日本土着の民族)達と約定を結び、いつの日か彼らの国土を取り戻すことを運命づけられた「鬼ノ宮家」の現在の頭目。すなわち「鬼の頭領」である。
東妖軍の理想的な兵士として活躍する傍ら、その万人に受け入れられる人格と凛々しい出で立ちから、「東妖軍の広報役」としてTVに出演することも多い。

ゲートルーラー・カードゲームをエンターテイメントへと昇華した、「プロフェッショナル・ゲートルーラーリーグ」の正規選手でもあり、カードを具現化するリアライズ能力によって、試合を派手に演出する。

軍人、テレビのヒーロー、そして「鬼の頭領」でもある彼であるが、そのカリスマ性と秘めた野望を危険視する者も少なくはない。

-追記-
カードの属性としての「鬼The島」は、第1弾の「鬼The島隊長 鬼ノ宮 鋼牙」及び「陽炎童子(かげろうどうじ)」の属性として登場していますが、まだ本格参戦はしていません。
ゲートルーラーが続いていくうちに、いつの日か登場する可能性があります。

企画としては、それらの属性を持つユニットの効果は、「敵ユニットを地獄へ送る」という物騒なものとの事……!

鬼垣コウメイ。(きがきこうめい)
「鬼を垣根に囲う」と書いてキガキと読む。
名の云われは平安時代から「鬼、隠(おぬ)」を文字通り「隠してきた」一族である事で、鬼達との約定を結び「裏京都」を支配してきた鬼ノ宮家を、呪術的に守護するのが鬼垣家の役割である。
その特異な立ち位置から、当代においては東妖軍と怪異たちとの橋渡しも演じた。

「伝統的・かつ人工的なゲートルーラー能力」ともいえる符術の天才で、鬼ノ宮コウガとは竹馬の友。
彼の背中を守るのが彼の宿命だが、それを自らの意志としても固く任じている。
冷静、かつ天才肌で他人に冷たい人間にも見えるが、鬼ノ宮をはじめ周囲の心を許した相手には、何故かオカンの如く世話を焼く、妙な立ち回りを好む。

得意な戦闘スタイルはトリックスターで、ゲートルーラーカードゲームでも、デッキ構築のエキスパート。 コウガの付き合いでプロリーグの試合に出場する事もある。意外と目立つことが好きなのかもしれない。
前衛芸術的な生花が趣味(花以外のものもなんでも活ける)で、誰にも理解されないのが悩み。

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