キャラクーコラム5(ミクラール/マルガレイタ)

第4弾で「キャラクタールーラー」として収録された、各キャラクターの設定をご紹介致します。

ゲートルーラー。

それは地球意思のもたらした人類の革新。
高次元空間への意識と肉体の関与を可能とし、空間と物質の根源、「存在の可能性」を織りなす者。

カード(ゲートルーラーカード)を設計図とし、無から有を生み出すもの。

創造神の雛。

可能性の簒奪者である侵略次元に立ち向かい、その邪悪を砕く者。

侵略次元に対する決定的な戦力となりうるゲートルーラーだが、彼らのほとんどは一般人であり、それぞれの生活がある。
が、その力が人類に必要とされている限り、彼らの多くは正体を隠して軍と共に戦う事に同意するのだ。
この人物もそうした一人であり、「ミクラール(不明)」と呼ばれている。彼または彼女は、仮面をかぶった貴方自身なのかもしれない。

ゲートルーラーは、カードに描かれたキャラクターを「設計図」とし、空間に折りたたまれた余剰空間を取り出して、一時的にその写し身をリアライズ(具現化)する。
また、イベントカード等の「概念」をも、物理現象として再現する事ができる。

無から有を生み出す力は正に創造神の雛の如しだが、何故その力の補助として「ゲートルーラーカード」が必要なのか。なぜ他のカードや絵画などではリアライズ不能なのか、その因果関係は誰にも解っていない。

防衛都市、東京。
侵略次元との激戦の後、廃墟となった戦地に一人の少女が佇んでいた。

東妖軍に保護された少女は記憶を失っており、出自も不明のまま。
しかし彼女は、ゲートルーラーとして桁外れの潜在能力を有していた。

あらゆるカードをリアライズできるだけでなく、自らに降りかかる災厄を、物理的にも概念的にも「消失」させてしまうのだ。

ゲートルーラー能力……?
彼女の力は本当にそれと同質のものなのだろうか?

保護対象かつ研究対象となった彼女には、コードネーム「マルガレイタ」が与えられ、ある時、東妖軍の危機を救うとともに、未曾有の混乱をもたらす。

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