レーサーサポートカード

池っち店長です!
ついに〈レーサー〉についてご紹介する日がやってきました!
実はこのテーマ難しいんですよ。まず基礎知識として、
「攻撃ゾーン4つ&防御ゾーンで5面展開できる『フィーバー』前提の属性である事」
が挙げられます。(他のルーラーでもアイディアを活かせば組めると思います)

基本的には「レーサーを一列に並べて相手にドン!」という戦術ですが、サポートカードが絡んでくると、途端に挙動が凄まじく怪しくなってきます。
自分のメインフェイズにガチャガチャと様々なカード処理を行い、メインフェイズにプレイヤーにダメージを与えたり敵ユニットにダメージを与えたりして、攻撃に入った後も、プレイヤーにダメージを与えつつ更にユニットを増やしていく……

レースカーを用意するピットクルーの如きテクニカルなプレイと、レース本編のスピード感ある攻撃シーン、一粒で2度美味しいプレイが楽しめます!

それではご紹介していきましょう!

スペースレース

普通、新属性をご紹介するときには、先にユニットを紹介してから「これらのカードにはこんなサポートカードがありますよ」とご紹介するのが順番というものですが、今回は先に「サポートカード」をご紹介させて頂きます。

理由は、〈レーサー〉の戦術が、これら「サポートカードありき」な戦術だからです。先にサポートカードをご紹介せずユニットだけ紹介しても、
「0や1レベルの小型ユニットが充実している属性だな」
としか見えません。しかしこれらレーサー専用のサポートカードがあることで、今までにない全く新しい戦術で遊べる属性であることが解っていただけると思います。

(注)完成版カードテキストでは、「特殊召喚する」の後に、「残りをデッキの下に置く。」というテキストが追記されます。

ご覧の通り「スペースレース」は、たった1枚で最大5体の〈レーサー〉を展開できる化け物カードです。

◯5枚見て、合計レベル3以下までレーサーを展開できる。最大5枚。

◯展開したユニットはメインフェイズ終了時にデッキの下に置く。(つまり、戦闘に使えない)あるいは“チェックポイント”と名の付くフィールドカードの下に置く。

◯カウンターでセットされる上、墓地からも再利用できるので、1試合で複数回プレイできる可能性が高い。

つまりレーサー戦術は、
「レースに出場できない(戦闘フェイズ前に消える)ユニットがメインフェイズ中に一旦出揃い、何らかの役に立った後、フィールドカードに一旦『ピットイン』して、再度ワラワラと展開し直す」という流れが見えてくると思います。

まず、このカードがゼロコストであり、そのくせ置いただけで1ドライブか1枚ドローが付いてくる、という時点で「タダ以上」で有ることがわかります。デッキポイントが30しか無いフィーバーでも、ゼロレベル1ドライブという事はデッキ圧縮にもなっていますね。

加えて「生き残ったのは誰だ?」の効果。先の「スペースレース」などでこのカードのソウルにユニットを入れ、メインフェイズ中に特殊召喚することが出来ます。レーサーのヤバそうな展開力が見えてきました!

「不滅の銀河」のコストの為に場のカード1枚を墓地に置く必要がありますが、「スペースレース」で場に出たユニットをコストに使えば、ほとんど損失はありません。そしてこのカード自身がダメージゾーンから出てくるので、次に受けるダメージが【CNT】だと、擬似的なライフ回復になります。もちろん失敗しても実質損はなし。
その上で「賑やかな宇宙」でユニットを増やせます。このカード自体レベル0であり、レベル2のユニットになる可能性も考えると、デッキポイント的にもかなり有利な圧縮カードになっていると考えられます。

「アステロイドベルト」と同じく、仕事が終わると墓地に行ってくれるので、「スペースレース」を墓地から使うコストに化けてくれます。

カウンターで場に出て、破壊されたレーサーをどんどん吸い込み、そしてまた吐き出してくれるカードです。相手のターンにユニットが破壊された時に再募集できるのはもちろんのこと、自軍攻撃中に「ルシファー」で盤面を吹き飛ばされても、少なくとも1体のユニットを再展開して攻撃を続行することが出来ますね。

そしてオマケですが、まさかの「サメ属性強化カード」です。カウンター効果は「スペースシャーク!!」を特殊召喚するコストの回復にも使えます!

さて、明日はいよいよ、レーサーのユニットを一気に4種ご紹介!
本日ご紹介したサポートカードから、どういった形でシナジーの合ったユニットが飛び出すのか、ご期待下さい!

ゲートルーラー第5弾は全国のTCGショップ等で予約受付中。メーカー受注締め切りは10月中旬ですので、お早めにご予約下さい。

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