第3弾カードデザイン公開 Pt9

2021年07月30日   admin

                   

妖怪外教

設定

 人が、兵士達が、その存在そのものを歪められ、「かつては人であった何か」に変えられていく。クトゥルーはその周囲に、別の世界そのものをまとっているようだった。彼の者に近付く万物は、元の存在でありつづける事すら許されず、呪われた異世界の物理法則に支配されてゆく。それはまさしく神の力であった。

 だが、ガシャドクロの刀身は邪神の肉体を貫いた。護国の為に命を捧げたもののふたちの魂は、祀られるに相応しき“神”となり、異界の物理を屈服させ、この世界の物理法則に従わせたのだ。
しかし、想像を絶する恐怖に臆した人々からは、十全な祈りの力は届けられなかった。常なる力を発揮できず、エネルギーが枯渇し、胴体部を両断されたガシャドクロの眼窩から、最後の炎が消えようとした時……?!

デザイナーノート

 東妖軍のユニット破壊系イベントカードです。ゲームデザイン的に、ATLASとマジカルユニバースはユニットに直接ダメージを与えて破壊するタイプ、ウォルナーはレベル参照で破壊効果をもたらすタイプですが、東妖軍は「専守防衛」で、戦闘時のバトルダメージを変化させて相手を迎撃・破壊するタイプです。

 この「妖怪外教」はそこから一歩踏み込んで、自分から能動的にユニットを破壊していけるイベントとなります。お楽しみに。

黒き無貌 ナイアルラトホテプ

設定

 「……ナイアル・ラトホテプ。」あたかも、生物の排泄口のごとく汚らわしく蠕動ぜんどうする侵略次元断層から産み落とされた青黒い異形は、その出自に似つかわしくもなく、知性と威厳を持って自らの名を呟いたかに思われた。多くの人々にとって、それは名乗りなどではなく只の汚らわしい「異音」に過ぎなかったが……一部の人々は確かにそれを、恐るべき魔神の真名として受け取ったのだ。そう。人類の想像を絶する、宇宙の深淵の物語。かの恐怖神話を知る者にとっては……

デザイナーノート

 第2弾で収録された「クトゥルーデッキ(「破滅の使者デッキ」)」を強化する新たなカードです。邪神たちの使者と言われる存在にふさわしく、他の「破滅の使者」を召喚しやすくしたり、中盤を支えるアタッカー兼ディフェンダーとなり、相手のセットカード対策にもなるという多才なカードです。

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